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静かで力強い走り 乗り心地と安定感も群を抜く
100%電動駆動のe-POWERを武器とした日産のコンパクトカーがノート、そしてその上級モデルが、5ナンバーサイズのノートに対して内外装の上級・上質化に加え、全幅1735㎜となるノート初の3ナンバーボディ、およびノート比+20㎜のワイドトレッドを採用したノートオーラだ。
エクステリア
エクステリアはルーフとフロントドア以外はノートと別物。上級ピュアEVのアリアと共通するデザインの薄型LEDヘッドランプ、横一直線のLEDリヤコンビランプはオーラならでは。ワイドボディによる堂々とした存在感、先進感、プレミアム感は足元にも表れ、タイヤはノートの16 インチのエコタイヤに対して17インチのBSトランザに格上げされる。
インストルメントパネル
インテリアにしても高級感あるつくり込みが際立ち、プレミアムコンパクトらしいデジタルコクピットに仕上げている。パワートレインもノートとは別物だ。発電のみに使われる1.2ℓエンジンこそ同じだが、e-POWERのモーター出力、トルクともに高められ、4WDであればリヤ駆動を積極的に〝ダイナミクス〞に使うためにあるリヤモーターが駆動力として追加されているのである。
居住性
そんなノートオーラを走らせれば、ノートe-POWERを上回る100%電動駆動ならではの静かで電動感の強いスムーズな走り、加速感が味わえる。
うれしい装備
月間販売台数 4746台(22年11月〜23年4月平均値) 現行型発表 21年6月(NISMO追加 21年8月一部仕様向上 22年8月) WLTCモード燃費 27.82km/l 「G」系のFF車
ラゲッジルーム
路面が良ければ乗り心地は素晴らしく、特に4WDモデルは抜群の安定感、リヤモーターの回生に起因するフラット感があり快適無比。まさにプレミアムな乗り味だ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.150「2023-2024 コンパクトカーのすべて」の再構成です。