TGR &プジョーのレースマシンの展示や、プジョー最新モデルの試乗会を開催。限定グッズ付きのチケット販売も
9月8日(金)~10日(日)の3日間、富士スピードウェイにて開催されるFIA WEC 2023 第6戦 富士6時間耐久レースには、TOYOTA GAZOO Racing、プジョー・トタルエナジーズを含む、30チーム36台が参戦。富士スピードウェイのレーシングコースは、全長4563m、コーナー数16、世界でも有数の全長約1.5kmのホームストレートが最大の特長となっている。
東京ミッドタウン・アトリウムにおけるポップアップイベントでは、TGRおよびプジョーのレースマシンの展示や、プジョー最新モデルの試乗会を開催するほか、限定グッズ付きのチケット販売も行われる。
プジョーのレーシングマシン「プジョー9X8(ナイン エックス エイト)」は、1992年と93年のル・マン24時間レースで2年連続優勝したプジョー905や、2011年に同レースで優勝したプジョー908の系譜を継ぐ最新のハイパーカー。数字の“9”は歴代のレースカーから、“8”は208や2008、308などプジョーの最新ラインナップに使用されている末尾の数字で、“X”はプジョーの四輪駆動技術とハイブリッドパワートレインを意味している。
特筆すべきは、今までのレーシングカーでは当たり前だったリヤウイングを廃した斬新なデザイン。プジョースポールとプジョーのデザインチームは幾度となくシミュレーションを重ね、リヤウイング無しでも理想的なエアロダイナミクスを手に入れることに成功した。プジョーらしさを追求した9X8のデザインは、躍動するライオンがモチーフ。フロントとリヤのライティングシグネチャーは、プジョーのアイデンティティとも言える3本のかぎ爪デザインが採用されている。
TOYOTA GAZOO Racingのマシン「GR010 HYBRID」は、2021年から始まったWEC(世界耐久選手権)最高峰のハイパーカークラスに参戦。3.5ℓV型6気筒直噴ターボエンジンで後輪を駆動、200kW(272ps)を発揮する電気モーターで前輪を駆動する4輪駆動モデルだ。
開設1年目のハイパーカークラスには7号車、8号車の計2台が参戦し、シリーズ全戦で優勝、ル・マン24時間レース4連覇、3シーズン連続シリーズチャンピオンを獲得。2年目となる昨年も、ル・マン24時間レースでは1-2フィニッシュで5連覇を飾り、シリーズでも4シーズン連続でマニュファクチャラーとドライバーの両タイトルを獲得した。
そして3年目の今年は、GR010 HYBRID の名称は変わらないものの、操作性と空力安定性向上を目的とした改良を施し、ル・マン24時間レース以外の4レースで優勝、ル・マンでもフェラーリに次ぐ2位に入り、マニュファクチャラー&ドライバーの両選手権をリードしている。
●ポップアップイベント概要
・日時:9月2日(土)、3日(日)11:00~19:00
・会場:東京ミッドタウン・アトリウム(東京都港区赤坂9-7-1)
・展示車両:プジョー9X8/プジョー408 GT HYBRID/TOYOTA GAZOO Racing GR010 HYBRID ※9/3(日)13:00~TGRドライバーズアピアランス(予定)
・主催:ステランティスジャパン株式会社
・協力:TOYOTA GAZOO Racing、富士スピードウェイ株式会社
・試乗車両:プジョー408 GT HYBRID、プジョー408 GT
・特設サイト:https://web.peugeot.co.jp/cpn/wec-fuji/