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北米でももっとも売れているモデルはCX-5
相変わらず北米でももっとも売れているモデルはCX-5だ。1-8月で10万6113台を売上た。これは全体の4割強がCX-5ということだ。
北米専用モデルとして、そしてまたCX-5の代替の役割を持つCX-50(生産もアラバマ・ハンツビル工場だ)は、1-8月で2万8302台だ。これは前年同期比+168.2%の大躍進なのだが、それでもCX-5には及ばない。
CX-50は
CX-50
25S:2.5L直4(190ps/252Nm)
2.5T:2.5L直4ターボ(230ps/434Nm)
ボディサイズ
全長×全幅×全高:4720mm×1920mm×1613mm
ホイールベース:2815mm
でラギッドな外観が特徴で、北米専用モデルとして登場した。
一方のCX-5は、2017年登場だからすでに7年目入ったベテランモデルだ。が人気は健在だ。
CX-5
全長×全幅×全高:4575mm×1845mm×1690mm
ホイールベース:2700mm
価格はMSRP(メーカー希望小売価格=税抜 1$=145換算で)
CX-5
2.5:29300$(約424.8万円)~2.5T:40600$(約588.7万円)
CX-50
2.5:30300$(約439.4万円)~2.5T:43300$(627.9万円)
だからほぼ同じ。それでもベテランモデルのCX-5の方が売れるのがマツダの強みであり、弱みとも言える。
CX-90は売れているか?
マツダのラージ商品群、CX-90はCX-9の後継モデルの役割を果たす。3.3L直4ガソリンターボか2.5L直4+PHEVですべてがAWDとなる。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:5120mm×1994mm×1732mm
ホイールベース:3119mm
でパワートレーンは
スタンダードPT:3.3L直6ターボ(284ps/450Nm)
HIGH PT:3.3L直6ターボ(345ps/500Nm)
PHEV:直4+PHEV(327ps/500Nm
このCX-90は1-8月でガソリンターボが8724台、PHEVが3843台、合計1万2567台が売れた。
ちなみに日本国内で同じラージ商品群のCX-60はどれくらい売れたかといえば、1-7月で1万9124台を売り上げている。
モデル名 | 8月販売台数 | 前年同月比 | 1-8月累計販売台数 | 前年同期比 |
MAZDA3 | 2,611台 | +24.3% | 20,732台 | +14.4% |
MAZDA6 | 0台 | 335台 | ||
MX-5 Miata | 733台 | +2.5% | 6,966台 | +82.4% |
CX-30 | 6,630台 | +39.1% | 52,378台 | +61.0% |
CX-5 | 13,649台 | +5.6% | 106,113 | +0.4% |
CX-9 | 9台 | (-99.6%) | 17,428台 | (-13.7%) |
CX-50 | 2,602台 | (-6.5%) | 28,302台 | +168.2% |
MX-30 | 6台 | 100台 | (-69.1%) | |
CX-90 | 2,234台 | 8,724台 | ||
CX-90P | 1,700台 | 3,843台 | ||
TOTAL | 30,174台 | (+30.6%) | 244,586台 | +27.6% |
マツダカナダ(MCI)の8月の販売台数は、前年同月比12.8%増の5,364台となった。累計販売台数は38,227台で、前年同期比8.9%増となった。
8月のCPO(認定中古車)車販売台数は5,752台で、2022年8月に比べ26%増加した。
マツダモーターデメヒコ(MMdM)の8月の販売台数は5,532台で、前年同月比8.0%増となった。累計販売台数は46,340台で、前年同期比79%増となった。