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コールマンとコラボしたフルラッピングのデリカミニ
三菱スターキャンプの会場内には様々な車両が展示されていたが、9月7日に発表されたばかりの「デリカミニ×Colemanコラボラッピング」も展示されたいた。
「デリカミニ×Colemanコラボラッピング」は、東京オートサロン2023会場で話題となり、商品化が実現したカスタマイズカーだ。デリカミニをこれから新車で購入する方だけでなく。既に乗っているユーザーも施工の対象となる。
ボディーカラーに採用されている「グレージュ」は、グレーとベージュの中間の色で、コールマンの2023年アイテムに採用されている新色だ。実物のカラーをみると、絶妙に赤色の要素が入っているので、グレーとベージュの中間の色であるが華やかな印象を受ける。アウトドアや街なかにも調和するスタイリッシュなカラーだ。
グレージュのラッピングシートは、ボディサイドにはストライブ柄を施し、左右フロントドアにはランタンマークのロゴ、リヤクォーターパネルとリヤゲートにはコールマンのロゴを配している。
ルーフ、フェンダーアーチ部、パーキングセンサー、フロントDELICAロゴなどはベース車のカラーを活かしてラッピングは施さない。
ベースカラーはブラックマイカや2トーンカラーがオススメ
ベース車のカラーは何色でも施工可能だが、推奨ボディカラーは、ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ、ホワイトパール/ブラックマイカ、ブラックマイカだ。その他のボディカラーでは、ドア裏面などラッピングが施されていない部分で元のボディーカラーが目立ってしまう。またルーフはラッピングが施されないので、同社ではベース車体色はブラックマイカまたは2トーンカラーを推奨している。
気になる価格は、新車の場合で76万1200円、既販車・中古車の場合で82万2800円(いずれも施工費込み)となっている。2023年9月9日〜2024年3月31日までの期間限定で販売される。
ラッピングで新車価格+76万円は高いと感じるかもしれないが、これだけの面積にラッピングを施すためには、スリーエム社製の車両専用グラフィックフィルムを使用し、熟練した職人の技術が必要なうえに、三菱が求めるクオリティを満たすため、温度や湿度などが管理された作業スペースで施工されるため、仕上がりの出来を考えると妥当な価格と言えるのではないだろうか。
使用環境にもよるが、ラッピングフィルムは約5年間は急激な色落ちへの耐久性があり、色落ちに関しては引き渡し日より3年以内の保証が付くというから安心だ。
こちらは東京オートサロン2023に展示されていたモデル。市販化にあたり、ランタンのグラフィックが後席窓からドアへと移動した。法規の問題や窓開閉の際にラッピングシートが剥がれないための対策だ。またコールマンのロゴはフロントフェンダー上部から、リヤクォーターパネルへと移動してバランスを取っている。