ボルボ・カーズがディーゼル車の全廃を宣言。2024年初頭に生産を終了

ボルボ・カーズはこのほど、2024年初めまでにボルボ車のすべてのディーゼルエンジン搭載モデルの生産を終了すると発表した。

2030年までに電気自動車のみを販売し、2040年までにクライメート・ニュートラルな企業になることを目指すボルボのコミットメントを明確にするための施策

ボルボ・カーズは、2030年までに電気自動車のみを販売し、2040年までにクライメート・ニュートラルな企業になることを目指している。完全な電動化に向けたこの明確なロードマップは、歴史ある自動車メーカーの中でも最も意欲的な変革計画のひとつだ。

この高い目標に対する同社のコミットメントを明確にするため、9月17〜24日に開催している「クライメート・ウィーク・ニューヨーク(Climate Week NYC)」において、2024年初めまでにボルボ車のすべてのディーゼルエンジン搭載モデルの生産を終了することを発表。数カ月後に、最後のディーゼルエンジンを搭載したボルボ車が製造されることになる。

ボルボ・カーズのジム・ローワンCEOは、「電気パワートレインは私たちの未来であり、内燃エンジンよりも優れています。騒音や振動が少ないだけでなく、お客様に対するサービスコストも削減でき、テールパイプからの排出ガスもゼロです。私たちは、お客様がボルボに期待するすべてを実現するプレミアムな電気自動車の幅広いポートフォリオを構築することに全力を注いでいます。そして、これは気候変動への対応において重要な役割を担っているのです」と述べている。

2024年初めまでにディーゼルを完全に生産終了するという同社の決定は、気候変動の危機に直面して、自動車業界と顧客の求めるものがいかに急速に変化しているかを示している。ほんの4年前までは、他の多くの自動車メーカーにとってもそうであったように、ディーゼルエンジン車は欧州においてボルボ・カーズに無くてはならないものだった。同社が2019年に欧州で販売したクルマの大半はディーゼルエンジン搭載車で、電動化モデルはその地位をまだ確立し始めたばかり。その後、市場の需要の変化、排ガス規制の強化、そして同社の電動化への注力によって、この傾向はほぼ逆転した。現在、欧州での販売台数の大半は、完全な電気自動車またはプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載した電動自動車で占められている。

ボルボ・カーズ・ジャパン公式サイト

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