【2023年上半期・カーグッズTOPICS】迷彩柄のバケットシートも登場! カーインテリアに新たなムーブメントの予感!?【CarGoodsMagazine】

自動車の内装は、ある程度無難な柄や素材が使われている。非常に幅広いユーザーに使われる可能性があるからだろう。同様にクルマ用のアフターマーケットのインテリアグッズも、比較的テイストは似ていて定番的な柄や素材がある。とはいえ、アフターマーケット品なら個性的なものも出せる! それによって、純正ではありえないようなミリタリーテイストや、カジュアルウエアのような雰囲気を演出することも。ここではそんなちょっと個性的な最新のテイストを紹介したい。

迷彩柄を採り入れたシートがラインアップ拡大中!

自動車向けスポーツシートの有名メーカーであるBRID(ブリッド)はジムニーオーナーからの要望で迷彩柄のスポーツシートを発売したが、これが人気を博したことからラインアップを広げている。

最初に登場した『ユーロゴーストX(クロス)』は、「レザーシートを使いたい」というジムニーオーナーの声から発売されたモデルで、疲労を低減させる設計のストリート向けシート『ユーロスターⅡ』をベースにし、迷彩柄を強調して、明るくアピールするデザインだった。同じく『ユーロスターⅡ』をベースにした『ユーロゴースト』は、トーンを抑えめにしてシックにまとめたグリーンとブルーの2タイプで、こちらはミリタリーテイストがそれほど強いわけではなく、むしろ現代的でファッショナブルな雰囲気になっている。

ブリッド『EUROGHOST(価格:13万9000〜15万6200円/税込)』
シートヒーター内蔵モデルも選べる。

これらが大きな反響を呼び、つぎには、背骨が自然なS字カーブを描くように設計され、腰椎にかかる衝撃を受け止めて逃がすことで腰痛予防に貢献する『ストリームス』にも同様のシックなカモフラージュ柄を採用。そして、サーキット走行にも対応するフルバケットシート『ジータⅣ』をベースにしたカモフラージュ柄のモデルも登場した。いずれもPVCレザーと、テント生地にPVCコーティングを施して難燃性とした生地を使用。この生地はこのシリーズから新採用されたものだ。

ブリッド『STREAMSGHOST(価格:13万9000〜15万6200円/税込)』
肩の張り出しが小さいので、ピラーとシートが近い車種にも装着しやすい。

【後付け装備の今! vol.3】バケットシートもファッショナブルに! 迷彩柄が今のクルマにマッチするBRIDE[ブリッド]『ユーロゴーストX/ジータゴースト』【CarGoodsMagazine】

とにかく機能がウリの自動車用シートであるBLIDE(ブリッド)だが、迷彩柄を基調にした新しいデザインを発売した。迷彩柄とはいえ、ミリタリーテイストを強く前面に押し出したというよりは、さりげなく表皮のデザインに採り入れたもので、現代的なクルマの内装にマッチするハイセンスなデザインになっている。これがバックオーダーを抱えるほどの人気アイテムとなっている。

デニム、ヒッコリー、ホルスタイン柄でカジュアルな内装に

一方、ボンフォームからはデニム地を使ったインテリア用品が発売された。それもジーンズのブランド『Lee』とのコラボという本格的なもの。ここで紹介するアイテムはいずれもデニム柄、ヒッコリー柄、ホルスタイン柄が用意されている。車内用アイテムとして仕上げられているので、ごわごわしないライトオンスの生地が使用されていて肌触りも快適だ。

Bonform『Leeデニム フロント1枚シートカバー(実勢価格:3480円前後/税込)』
幅約60cmのデニム地のシートカバー。かぶせたあと2ヵ所を固定するだけで装着可能。

幅広いアイテムが用意されているので、同じ柄のグッズをいくつも装着すれば、車内は純正の状態とはまた大きく異なるカジュアルな雰囲気に仕上げることができて、親しみやすさもバッチリだ。また、シートカバーなどは脱着が簡単なので、汚れたら手軽に洗うことができるところも嬉しい。

Bonform『Leeデニム シートベルトパッド(実勢価格:980円前後/税込)』
シートベルトに巻きつけるだけの簡単取り付けで着用を快適にする。
Bonform『Leeヒッコリー 収納ボックス(実勢価格:3480円前後)』
取り外し可能な間仕切り付きの33×58×30cmの収納ボックス。

ジーンズブランド「Lee」とのコラボによるワークファッションアイテムで愛車のインテリアをカジュアルにキメる!【2023年・春、注目NEWカーグッズ⑮ CarGoodsMagazine】

カー用品市場にといて一年で何度か訪れる新製品ラッシュのなかでも、最大規模となるのが春先に掛けての動き。膨大な数の新製品が投入されるなか、ここではとりわけ注目に値する一品をご紹介。今後、カー用品店での主役を担う期待の大型ルーキーをチェック!!

迷彩やデニムなどは、これまでクルマのインテリア用品としてはあまり採用されてこなかったテイストだが、これらを取り込むと車内の雰囲気も大きく変わり、新鮮な空間になる。最新のトレンドをキャッチして、一歩先を行くチョイスに挑戦してみてはいかがだろうか。

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20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…