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スポーツ走行のための機能装備を改良
2024年型モデルでは、シャシーのアップデートやフロントエアロダクトの改良など、細かい箇所で修正が加えられており、ステアリングギア、リアサスペンション、バッテリーアースの取り付けボルトの素材変更が含まれる。エアロパーツでは、フロントバンパーとリアバンパーにアルミシートを追加し、フロントバンパー吹き出し口のダクト形状が変更された。
パワートレインは、グレードを問わず全モデルにG16E-GTS型1.6L直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載している。高回転型でコンパクトながらパワフルなこのエンジンは、最高出力300PS/6,500rpm、最大トルク370Nm(※37.72kgm)/3,000-5,500rpmを発揮し、1気筒あたり100PSという驚異的な出力を達成している。
※編集部換算値
GRカローラの圧倒的な出力は、レブマッチング機能付6速インテリジェントマニュアルトランスミッションに伝達され、トリプルエキゾーストも相まって、高回転域でのパンチ力を高めている。これにより、0-96km/h加速を約5秒で達成する。
「プレミアム」グレードを加えて3グレードが展開!
北米市場における、2024年型「トヨタ・GRカローラ」では、ベースグレードの「コア」、内外装装備を豪華にした「プレミアム」、本格的サーキット走行が楽しめる「サーキット・エディション」の3グレードが展開されている。
新型GRカローラの「プレミアム」グレードでは、シートヒーターとステアリングホイールを装備した専用インテリアがアップデート。また、フロント/リアパーキングセンサー、JBLプレミアムオーディオ、ワイヤレス携帯電話充電器などの便利な装備も標準装備されている。走行機能もグレードアップしており、コーナリング時に最大限のトラクションをかけ、外輪により大きなトルクを配分するデュアルLSDや、ブレーキ冷却ダクトも標準装備されている。カラーはヘビーメタル、アイスキャップ、ブラック、スーパーソニックRの4色が展開。
新型GRカローラ「サーキット・エディション」では、ホイールがブラック鍛造アルミ18インチBBSホイールに変更され、軽量化が図られている。ブルーフレイムカラーを採用したボディには、バルジボンネット、鍛造カーボンファイバー製ルーフ、グロスブラックのハイマウントリヤスポイラー、GR-FOURのロゴが刻印されたブラックサイドロッカーグラフィックを搭載。インテリアでも、ブルーのサイトラインが施された本革巻シフトノブ、鍛造カーボンファイバー製トッププレートのアクセントなど、個性的なパッケージとなっている。
グレード | 車両本体価格 |
GRカローラ 「コア」 | 537万円 |
GRカローラ 「プレミアム」 | 594万円 |
GRカローラ 「サーキット・エディション」 | 666万円 |