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最新世代版の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備
改良版「GLA」は、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラス等に採用している最新世代版にアップデート。さらに、安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシスト等を全モデルに標準装備(※)、Burmester製サラウンドサウンドシステムをオプション設定した。
※AMGラインパッケージ装着車にはアダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備
スポーティに刷新されたエクステリアデザイン
フロントマスクは、よりシャープなデザインとなったヘッドライトに加えて、メルセデスSUVに共通する特徴的なデザインのルーバーを採用。バンパーもSUVらしさを強調した新デザインに。
AMGラインパッケージでは、クローム仕上げのダイヤモンドパターンが無数に散りばめられたシングルルーバーのフロントグリルのほか、下部に広がる台形とその両サイドにも大きく開口するようなデザインを採用することで、よりアグレッシブかつパワフルな印象を放つ。
リヤビューは、よりスポーティで安定感のある新デザインのディフューザーが目を引く。よりシャープな印象のLEDコンビネーションランプの採用も新しい。
アルミホイールのデザインはすべて刷新され、足元をスポーティに演出する。GLA 180とGLA 200 d 4MATICの標準仕様には18インチアルミホイール、 AMGラインパッケージには20インチAMGアルミホイールが装着される。また、AMGラインパッケージ装着車のホイールアーチはブラックからボディ同色に変更され、より都会的な印象となった。
より直感的な操作が可能なステアリングホイールを採用したインテリア
インテリアには新世代のステアリングホイールが採用された。オプションのAMGラインパッケージを選択すると、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も実現している。
従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上した。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになった点も新しい。
レザーARTICO/ファブリックのシート中央部には、100%リサイクルから得られた原料を使用したファブリックを採用。レザーARTICO/MICROCUTの場合、この比率はシート表面で65%、内部材料で85%となっている。
最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を標準装備
対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は、最新世代版が標準装備された。ボイスコントロールは「Hi, Mercedes(ハイ、メルセデス)」をキーワードとして起動。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加えて、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応している。また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作ができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能だ。
また、メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR(Augmented Reality =拡張現実)ナビゲーションをオプションで設定。従来、目的地を設定して行先案内する場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新型ではそれに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。
AMGラインパッケージにアダプティブダンピングシステム付サスペンションと
スポーティエンジンサウンドを追加
オプション設定のAMGラインパッケージには、各輪のダンピングを最適に連続可変させることで快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するアダプティブダンピングシステム付サスペンションと、走行状況に合わせたエンジンサウンドを演出する「スポーティエンジンサウンド」(GLA 200 d 4MATICのみに設定)が追加された。
アダプティブダンピングシステム付サスペンションは、走行状況や道路状況、速度に応じて、エンジン、トランスミッション、ステアリング特性等を加味してダンピングを連続可変させる。また、ダイナミックセレクトスイッチにより「Comfort」「Sport」「Sport+」の3つのモードを選択することが可能で、SportとSport+では減衰特性を固めに設定することで、高速走行時でも安定したコーナリングなどスポーティなドライビングを楽しむことができる。一方 Comfrotでは、路面の凹凸を感じさせない快適な乗り心地を実現している。
安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストを標準設定
交通状況に応じてハイビームとロービームを切り替え、ヘッドライトの照射範囲を自動で調整し、あらゆる状況下において常に最大限の視界を確保するライトシステム「アダプティブハイビームアシスト」が標準装備された(AMGラインパッケージ装着車にはアダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備)。