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プラモデル大好き! ドラゴン山崎の『第61回全日本模型ホビーショー』マニアックレポート! ネオクラレーシングカーからミリタリーまで注目アイテムは?
プラモデル大好き! ドラゴン山崎の『第61回全日本模型ホビーショー』マニアックレポート! ネオクラレーシングカーからミリタリーまで注目アイテムは? | 16枚目の写真(全17枚)
会場で人気を集めていたバンダイブースでは、『機動戦士ガンダムNT』のナラティブガンダムC装備 Ver.Kaや劇場公開の近い『機動戦士ガンダムSEED』、完全新金型のHGダンバインなどの新製品が展示されていた。ただし、来春公開予定の『宇宙戦艦ヤマト3199REBEL』を含めヤマトシリーズの出品はなかった。
タミヤブースでは1/24スポーツカーシリーズの新製品はなかったものの、1/10RCカーシリーズは新製品が充実。その中の注目作がフォードF100パンプキン・パネルバンをモチーフにしたスカッシュバンだ。
スカッシュバンに採用されたGF-02シャシー。モノコックフレーム中央の低い位置にモーターを搭載して、ギヤで前後輪にパワーを伝達したギヤドライブ4WD。シャフト駆動に比べて強度が高く、オフロード走行に適したパワートレイン。
1/10RCシリーズの新製品フィアット131アバルトラリーOLIO FIAT。フィアット131をアバルトがチューンしたラリー・コンペティションで、ランチア・ストラトスの代わりに1970年代末~80年代のWRCで活躍した。
おそらく、小学生の頃に誰もが1度は手に取ったであろうタミヤの楽しい工作シリーズ。その最新作が「重心移動歩行ロボット工作セット」だ。足を動かすことなく重心移動だけでノシノシと前進して行く。逆関節の脚部デザインが開発スタッフのこだわりらしい。解像の素体としても楽しめる。
1948年創業のアメリカの老舗模型メーカーAMT (アルミニューム・モデル・トイズ)は、1/25スケールでアメ車、ロケットやミサイル、スタートレックシリーズなどをモデル化している。そんな同社の最新作が1965年型エルカミーノのキャンピングシェル装備使用でなかなか出来が良い。一般的にモデルカーは1/24スケールでキット化するが、巨大なアメ車の場合はわずかに小さい1/25スケールとなる。これは1960年代にブームになったスロットカー用シャシーに、モデルカーのボディを乗せるための措置。
かつてポケールから発売されていた1/12 マクラーレンMP4-12を同社が倒産後にイタレリが金型を入手し、一部パーツをリニューアルして再販したもの。ポケールはミニカーで有名なメーカーだったが、精密なプラモデルも製造・販売していた。
緻密な飛行機や戦車、クルマやバイクなどのプラモデルをリリースしていたエッシーの名作40型ランクルがイタレリブランドで帰ってきた。設計の古いモデルで、当時の水準でもベテラン向けのキットとされていたが、今日の目で見ても完成度は高い。
自国製の飛行機やクルマを積極的に模型化するフランスのエレールの最新作がルノー・エスタフェッテ ハイルーフだ。同社はシトロエンやプジョー、ルノーをはじめ、ドライエやドラージュ、ブガッティなどの他社ではモデル化を望めないアイテムを精力的にキット化しているのが特徴。かつては凝りに凝った精密さがウリであったが、近年では組み立てやすさを優先した製品へと開発方針を移している。
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