新型N-BOX正式発表！ N-BOXが約165万円から、N-BOX CUSTOMが約185万円からという価格設定に

ホンダは10月5日、新型N-BOXを正式に発表。同モデルを翌6日に発売するとアナウンスした。

N-BOXはホンダの軽乗用車『Nシリーズ』の第一弾として2011年にデビュー。同社の「M・M（マン・マキシマム／メカ・ミニマム）思想」に基づき「ミニ・ミニバン」として開発されたN-BOXは大ヒットした。2017年には、内外装はもちろん、プラットフォームやパワートレインも進化した2代目が登場。こちらも初代の人気を引き継ぎ、ホンダを代表するモデルとしての地位を確固たるものとした。
この度発表された3代目は、先代までの流れを継承しながらさらに進化した。

3代目もこれまでと同様、N-BOXとN-BOXカスタムをラインナップしている。

N-BOXのエクステリアはシンプルな造形美を基本に、身近な家電などにも通じ、親近感の湧く丸穴デザインを採用。

インテリアではクレージュを基本とした明るい配色とするとともに、コルクのようなぬくもりある質感のインパネトレーなどと合わせることで、快適な空間を演出している。

一方のN-BOX CUSTOMは、緻密で立体感のあるフロントグリルや、フロントの幅いっぱいに広げられた横一文字ライト、そしてホンダとして初のダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを装備。

さらに、ロー＆ワイドな雰囲気を醸し出したエアロデザインは空力効率も考慮されており、品格と性能の高さが表現されている。

インテリアは黒が基調。大理石の質感を再現したインパネトレーを採用するなどして、より精悍な室内空間となっている。

パッケージングとしては、軽乗用車では最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに、見通しがよく運転しやすい視界を実現した。また、ウィンドウを水平基調で連続させることにより、姿勢や視線の乱れを少なくし、乗り物酔いを防止する工夫も施されている。
シャシーは2代目と同等の重量で高い剛性と剛性バランスを実現。遮音材・吸音材を追加したことで高速走行時でもより静粛性が高く、快適なドライブが楽しめるようになった。

パワートレインは2代目から継承された。
エンジンはVTECを搭載したNAと、電動ウェイストゲートを採用したターボの2種類がラインナップ。どちらも制御が見直されており、上質かつ扱いやすい特性となった。
上記のエンジンに組み合わされるCVTも変速制御が見直された。また、アイドリングストップ領域が拡大されており、前向き駐車時に停止（DまたはNレンジ）から駐車（Pレンジ）にシフトチェンジした場合、エンジンはかからず静かに駐車できるようになった。

コネクテッドサービスも強化され、ホンダの車載通信モジュール『Honda CONNECT』を同社の軽モデルとして初採用。対応ナビをディーラーオプションとして設定された。また、スマートフォンからドアの解錠などができる『Hondaデジタルキー』がパワースライドドア操作に対応した。

また、先進安全機能の『Honda SENSING』も全タイプに標準装備。衝突軽減ブレーキやACCなどの機能のほか、近距離衝突軽減ブレーキと急アクセル抑制機能が新規に追加されている。

そのほか、見通しの悪い交差点などで役立つマルチビューカメラシステムもタイプ別に設定されている。さらに、上記の『Honda SENSING』の昨日や各種情報を見やすく表示する7インチTFT液晶メーターがホンダの軽史上初めて採用されたほか、パワースライドドアの全閉前に予め施錠操作ができる予約ロック機能が追加されており、安全かつ快適なカーライフを送れる装備が充実している。

メーカー小売希望価格はN-BOXが税込み164万8,900円から、N-BOX CUSTOMが税込み184万9,100円からという設定になっている。

N-BOX / N-BOX CUSTOM ターボモデル メーカー小売希望価格

N-BOX / N-BOX CUSTOM ターボモデル メーカー小売希望価格

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