猛暑もようやく終了で燃費改善?【SUBARU BRZ長期レポート】

スバルBRZの燃費、ベストにはほど遠いが改善されたようだ!

つくばみらい市のたんぼアート、どう見えるかは本文内で!
走行距離4000kmを突破した愛車・SUBARU BRZ。9月下旬に出張があったりと、BRZの稼働はちょっと間が開き、気づけば10月。久々のドライブでは家族ハイキングを兼ねて長沼公園の駐車場から尾根道まで登ってみた。

TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)

BRZで久々のドライブ

9月18日の取材で走行距離4000kmを突破したSUBARU BRZ。しかし9月下旬の週末に関西・福井への出張があったのでBRZを使ったのは9月24・28日と10月3日とちょっと間が空いた。

まさかのリッター7.74km?! スバルBRZの燃費悪化問題

2023年は道の駅30周年らしい。道の駅は全国に1209駅(8月5日現在)もあるのだそうだが、東京都は1ヵ所しかない。8月3日、そんな東京都唯一の道の駅「八王子滝山」に行ってみた……のだが?   TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)

9月24日は鉄道雑誌に紹介されていた写真の撮影地を探しに東京都八王子市に出かけた。その写真は浅川を渡る中央線と八高線が同時に写せるというなかなか面白い構図。Googleマップを見ると八王子市の長沼公園の展望デッキの写真に似たアングルがあったので、家族ハイキングを兼ねて長沼公園の駐車場から尾根道まで登ってみた。

長沼公園の駐車場から長沼公園の尾根道にアプローチ

しかし、実際に行ってみると木が邪魔して全然見えない。まぁGoogleマップの関連写真は近くの別の場所のものもよく上がっているので、尾根道の別の展望箇所にも行ってみた。しかし、やっぱり見えなかったので撤収。健康的だったし景色自体は良かったのでまあいいか。

結果はともかく、長沼公園からの眺めはなかなか良かった

と思いつつ、都道173号線から長沼公園方向を見ると、東側の住宅地が結構丘の上まであることがわかった。そこで住宅地の上までBRZで登ってみると、枝道の行き止まりの手前に中央線と八高線の鉄橋を見渡せるポイントを見つけた。なんだ、クルマで行ける場所だったのか。この日は中央線と八高線が同時に鉄橋を渡るシーンを見ることはできなかったけど、東武特急「スペーシア」を使用した臨時列車が走ってきたので良しとしておこう。

中央線の鉄橋を渡る臨時特急「スペーシア八王子きぬ」八王子から鬼怒川温泉まで直通している

9月28日は自分が編集している鉄道雑誌の取材のため、東急田園都市線・大井町線の二子新地駅付近まで出かけた。首都圏の鉄道は山手線を中心に各方面に放射状に路線が伸びているが、この放射状に伸びている路線を郊外で結ぶ路線が少ない。特に環七・環八沿いに鉄道路線がないので、このエリアでの移動はクルマの方が圧倒的に便利。それにクルマなら重いレンズを持って行っても疲労が少ない。

二子新地駅周辺のコインパーキング事情は良くないのだが、なんとか駅直近の場所に駐めることができ、二子新地駅を中心に高津駅、二子玉川駅に移動しつつ取材をした。

高津駅で東急大井町線9000系を撮影。9000系は数年後に西武鉄道に譲渡される事が発表されて話題となっている

10月3日も鉄道雑誌の取材で茨城県守谷市・つくばみらい市・取手市と千葉県松戸市へ出かけた。このエリアも電車を乗り継ぐより外環道・常磐道を走っていった方が効率がいい。

エンジンをかけると航続可能距離が40kmになっていたので、近所で給油していくことにする。給油は9月9日以来で、ここまでの走行距離は350.8km。給油量は40.12Lで実燃費は8.74km/Lだった。

今回は40.12L給油。実燃費は8.74km/Lだった

ここまでの走行は高速主体ではないので、ベストにはほど遠いが、前回のワーストよりは燃費が改善された。やはりエアコンのMAXを使用しなかったからだと思うことにしよう。

取材の道すがらつくばみらい市のたんぼアートに立ち寄ってみた。ここはつくばエクスプレスの守谷駅とみらい平駅の間にあり、たんぼアートを見るための展望台も設置されている。また、ここから筑波山も見ることができるので機会があれば行ってみると良いと思う。

つくばみらい市のたんぼアート。筑波山やイメージキャラクターのたんぼうが描かれている

展望台から見たBRZ。遠くに筑波山が見える

この日は猛暑もすっかり緩んだので快適なドライブ、もとい取材をすることができた。できればもっとプライベートでBRZドライブをしたいところだが、この職業は公私が曖昧なので、楽しんでいることは否定はすまい。

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著者プロフィール

松沼 猛 近影

松沼 猛

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる…