【北米】スバルWRXにパフォーマンスモデル「TR」が追加!硬めのスプリング設定によりボディコントロール性を向上!SUBEFEST FLORIDAでワールドプレミア!

エンスージアスト向けの 2024年型スバル「WRX TR」は、10月7日(土)にフロリダで開催されるSubiefest Floridaで世界初公開された。2024年型スバル「WRX TR」の価格は、今年後半に発表される予定。

新型「WRX TR」は、足回り装備を一段と強化!

新型スバル「WRX TR」は、レッド6ピストン・フロントキャリパー、レッド2ピストン・リアキャリパー、大型パッド&ローター、大型ブレーキマスターシリンダーなど、高性能ブレンボ製ブレーキシステムを装備している。新たなブレーキシステムでは、制動力、耐フェード性、ペダルフィールが向上されている。

サスペンションは、硬めのスプリング、ダンピングレートの見直し、ステアリングラックの再チューニングにより、乗り心地を維持しながらボディコントロールとステアリングレスポンスが向上されている。また、245/35 R19の「ブリヂストン・ポテンザ S007」タイヤを標準装備し、ウェット&ドライグリップの向上とブレーキ性能が向上されている。ホイールは、WRX TR専用に19インチマルチスポークホイール(サテングレー仕上げ)を標準装備している。

WRXのマニュアルトランスミッション車には、アイサイト・ドライバーアシスト・テクノロジーが初採用された。アダプティブクルーズコントロール、プリクラッシュブレーキシステム、車線逸脱・揺れ警告、先行車発進お知らせ機能など、数々の賞を受賞した安全システムが搭載されている。2024年モデルのスバルWRXは、マニュアルトランスミッションを搭載する全モデルにアイサイトが標準装備される。

パワートレインは、スバルの伝説的なシンメトリカル・オールホイールドライブと2.4リッターターボチャージャー搭載のSUBARU BOXERエンジンを搭載し、271ps/5,600rpmの最高出力と349Nm/2,000-5,200rpmの幅広いトルクを発揮する。アクティブトルクベクタリングも全モデルに標準装備されている。

2024年型「WRX TR」は、フロリダ州デイトナのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるSubiefest Floridaで、数千人のスバルファンの前で発表される。このイベントは、スバルファンが集まるフロリダ最大のイベントであり、毎年開催されるエンスージアストイベントシリーズの最終戦でもある。2024年型スバルWRX TRの価格は、今年後半に発表される予定。

エクステリア・インテリア共にスポーツ仕様になった、最新型「WRX」

最新型「WRX」は、アグレッシブなスタンスと精悍な印象を与えるワイドボディデザインを採用。フロントには、スバルの特徴である六角形グリルを採用し、コンパクトなヘッドライトデザインと幅広いフロントフードスクープを組み合わせている。また、フロント、サイド、リヤに力強いキャラクターラインを配し、スポーツセダンの力強さと走りの性能が表現されている。エクステリアの折りたたみ式ミラーとルーフに取り付けられたシャークフィンアンテナは、同色のボディカラーを採用。リアデッキリッドにはボディ同色の薄型リアスポイラーを装備し、リアテールランプは火山のマグマをイメージさせる輝きを放つデザインに仕上げられている。

運転席と助手席には、サポート性を高めたレカロシートを標準装備。シート背もたれ中央のY字型デザインは、乗員の脇腹と肩甲骨をしっかりとサポートし、正しい運転姿勢を保つという設計思想を具現化している。シートはブラックとグレーのウルトラスエードで包まれ、対照的な赤いステッチと「Recaro」のロゴがシートバックにエンボス加工されている。運転席は8ウェイ・パワー調整機能を備えている。パワー・ムーンルーフは、軽量化、低重心化、ヘルメットを着用するドライバーのためのヘッドルームの拡大のために削除されている。

メディアシステムには、最新の11.6インチ・マルチメディアプラスシステム「SUBARU STARLINK」を標準装備。11.6インチ・センターインフォメーションディスプレイは、マルチメディア、空調、車両設定用の高解像度タッチスクリーンを表示。マルチメディアシステムには、ワイヤレスApple CarPlay、ワイヤレスAndroid Auto、AM/FM/HDラジオ、Bluetoothハンズフリー電話、テキスト、オーディオストリーミング接続、リアビジョンカメラが含まれている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部