日野自動車が、小型トラック『日野デュトロ』の積載量2tクラスを一部改良し、10月12日に発売した。今回の改良では、後退時に目視しにくい後方の映像をモニター搭載のインナーミラーに投影し、後退操作をサポートするバックカメラ&デジタルインナーミラーが全車に標準装備された。
また、LEDデイタイム・ランニングランプも標準装備され、デイタイムランプを昼間走行時に点灯することで周囲からの視認性を高め、事故防止能力を高めることができる。これに加え、新たに導入された燃費試験方法であるJH25モードでの燃費値のカタログ表記などにも対応した。
なお、『日野デュトロ』のОEM車両である『トヨタ・ダイナ』の2t積系トラックにも同様の改良が施されてトヨタから発売中。
今回、発売されたのはディーゼル車となっているが、ハイブリッド車についても発売に向けた準備が進められているという。
日野デュトロでは、標準幅キャブ、2WD・標準長ボディ、木製デッキ、全低床が標準仕様となっている。搭載される 4.0リッター・ディーゼルエンジン(N04C-WD)は、最高出力 150馬力/2,380rpm、最大トルク 470Nm/1,000-1,200(440Nm/1,300-2,380)を発揮する。
■車両本体価格
- 日野・デュトロ 2t:5,539,930円~
- トヨタ・ダイナ 2t :5,021,000円~
■トヨタ・ダイナ:ギャラリー