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さらに高性能な電動モビリティと自動運転システムを搭載
世界で最も成功したビジネス・セダンの第8世代は、初めての電気自動車「BMW i5」としても販売される。販売開始前にもかかわらず、このモデルは顧客からの高い需要があり、BMWが推進する電動モビリティの拡大が加速されている。BMW i5には、2つのバリエーションが用意され、そのうちの「i5 eDrive40 セダン」は、最高出力340馬力、航続距離はWLTPテスト・サイクルで498~582 kmを誇る。トップモデルの「i5 M60 xDrive セダン」は、最高出力601馬力を発揮する。
自動運転および駐車システムの分野での目玉は「ハイウェイ・アシスタント」。ドイツ国内では、ドライバーが交通状況に注目して、必要に応じてシステムから運転を引き継ぐことができれば、最高130km/hの速度で長時間ステアリング・ホイールから手を離し、楽な姿勢で運転することもできるようになった。
半自動運転の集中的な体験は、自動車線変更によって補完される。この世界的にユニークな機能では、エクステリア・ミラーをひと目見るだけで車線変更が開始され、システムによって自動的に車線変更が行われる。
新型5シリーズ・ツーリングは来年春にワールドプレミア!
新世代のBMW 5シリーズ・ツーリングは、2024年春にワールドプレミアを迎える。新型5シリーズの2番目のボディ・バリエーションには、新型5シリーズ セダンと同じ種類のドライブユニットが用意されている。つまり、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、そして今回、初めてオール・エレクトリック・ドライブを含む、高効率の内燃機関を搭載したこの種のプレミアム・カーとして初めて販売されることになる。スポーティなエレガンス、現代的な機能性、排出ガスを出さないドライビング・プレジャーというユニークな組み合わせは、日本や台湾だけでなく、欧州の自動車市場向けに特別に開発されている。