スポーツセダンからSUVまで多彩なラインナップ
電中国の電気自動車メーカーBYDの日本法人BYDオートジャパンは、ジャパンモビリティショー2023に出展し、日本発売車種第3弾として投入予定のスポーツセダン「BYD SEAL」など最新モデルを発表。出展ブースでは、“エッセンシャルビークル”をコンセプトに、BYDグループが掲げる「テクノロジー」「グリーン」「フューチャー」をテーマとした車両展示が行われた。
展示車両は、日本発売車種第3弾として投入予定のスポーツセダン「BYD SEAL」のほか、日本発売車種第1弾のミドルサイズSUV「BYD ATTO 3」、先月9月に発売したコンパクトEV「BYD DOLPHINなど計3車種に加え、BYDの最新テクノロジーを体感できるラグジュアリーブランド「仰望(ヤンワン)」のオフロードSUV「U8」、BYDがメルセデス・ベンツとの合弁で開発した「DENZA(デンツァ)」のプレミアムミニバン「D9」などが展示された。
「シール」は、モーター出力390kW(フロント160kW+リヤ230kW)を発揮するスポーツセダン。バッテリー容量は82.56kWhで最大航続距離は555kmとなっている。日本発売車種の第3弾として2023年末ごろの国内投入が予定されている。
全長5m超のオフロードSUV「U8」はプレミアムブランド「仰望(ヤンワン)」の最新モデル。独立式の4モーター駆動が可能な「e4プラットフォーム」が採用されており、その場で360度回転するタンクターンを行うことが可能だ。最高出力は1100ps以上で、0〜100km/hを3.6秒で走り抜けるという、ド迫力モデルだ。
BYDとメルセデス・ベンツの合弁会社が開発した、ハイエンドサブブランド「DENZA(デンツァ)」シリーズの新型ミニバン「D9」。中国では2022年8月の発売以降、2023年10月現在までの累計で販売台数が10万台を超える人気車種となっている。