NSXサウンドで赤ちゃんもスマイル!リアルなエンジン音が流れるS600のぬいぐるみが発売!

タカラトミーアーツはホンダの協力を得て、NSXのエンジン音が流れて赤ちゃんの笑顔を引き出すぬいぐるみ『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』を2023年10月28日(土)に発売する。クルマのエンジン音と赤ちゃんにいったいどんな関係性があるのだろうか? 

NSXのエンジン音で不機嫌な赤ちゃんが笑顔になる!?

「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」は対象年齢0ヶ月以上なので、出産祝いのプレゼントなどにも最適だ。

ホンダの往年の名車「S600 クーペ」のデフォルメされたフォルムが可愛い『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』は、タカラトミーアーツがホンダの協力を得て開発した、NSXのリアルなエンジン音が流れる赤ちゃん向けのぬいぐるみが10月28日に発売される。希望小売価格は8250円だ。

2018年、ホンダは「車のエンジン音”が“赤ちゃんが母親のお腹の中で聞いていた胎内音”に近いので、赤ちゃんが泣き止む」という噂を検証し、サウンドヒーリング協会の協力のもと、ホンダ車の約30車種のエンジン音を調査した。そして最も胎内音に近い周波数特性を持つのが2代目NSXのエンジン音だということが判明した。

ホンダの往年の名車「S600 クーペ」をモチーフにしたデザイン。赤ちゃんに安全なように突起がなく滑らかなフォルム。

その研究をもとに「赤ちゃんがおでかけする際に役に立つような玩具を作れないか」という想いから、ホンダとタカラトミーアーツとのプ開発ロジェクトが始まったま。タカラトミーアーツは、ホンダから提供された音源を再生するサウンドユニットを、サウンドヒーリング協会の協力のもとに試作を重ねて開発。玩具の安全基準に合わせつつ、元のNSXのエンジン音をリアルに再現できるものが完成。
こうしてできたサウンドユニットを、車の形のぬいぐるみの中に入れた商品が『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』ということだ。

本体フロント部分に内蔵されているサウンドユニットのスイッチを押すと、NSXの重低音の効いたエンジン音が約45秒間流れる。このエンジンサウンドが赤ちゃんの緊張状態を解きほぐし、笑顔を引き出すという。

ぬいぐるみは、ホンダの往年の名車「S600 クーペ」をモチーフにしたオリジナルデザインで、ホンダの全面監修のもと制作された。赤ちゃんの安全面を重視し、凹凸がなく滑らかな触り心地と転がりにくい安定した形状にこだわっている。また、サウンドユニットには布製のカバーが付属しており、ぬいぐるみの中からこれを取り外すと、ぬいぐるみ本体を手洗いすることができるので衛生面も安心だ。

内蔵するサウンドユニットはNSXのエンジン音をリアルに再現するために、イチから開発を行った自信作だという。

この商品は、異業種とコラボすることにより、赤ちゃんにもっと安心を家族にもっと移動する喜びを与えることができ、親子がともにワクワクし成長していく過程に寄り添う商品という点が評価され、 「日本おもちゃ大賞2023エデュケーショナル・トイ部門」の大賞を受賞するなど注目度も高い。

パッケージの内蓋には、ホンダの想いが記されている。

モビリティメーカーとして移動の喜びを感じてほしいホンダは、コロナ禍が沈静化し、赤ちゃんと一緒に外出する機会が増えてきた今、ぐずり泣きしている赤ちゃんに胎内音に近いエンジン音を聞いてもらうことで、安心と笑顔を引き出すお手伝いをしたいという想いがある。
この商品を通じて、赤ちゃんに安心や心地良さを感じてもらい、微笑む赤ちゃんを見守る保護者のみなさんにも笑顔になっていただきたいと考えている。

発売に先駆けて行われた商品説明会では、開発陣が丁寧に機能の説明をしてくれた。左から、サウンドヒーリング協会 喜多圭一郎氏、元タカラトミーアーツ 神田修一氏、本田技研工業株式会社コーポレートプロモーション部プロモーション企画課 登那木 直 氏。

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