【スーパーフォーミュラ レース結果】宮田が2023年のチャンピオンに！ 最終第9戦鈴鹿は太田がSF初優勝を飾る

全日本スーパーフォーミュラ選手権は10月29日、2023年シーズン第9戦を三重県の鈴鹿サーキットで開催。太田格之進（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）がシリーズ初優勝を果たした。

第8、9戦の2レースを同じ週末に行う“1イベント2レース制”が採られたスーパーフォーミュラ最終ラウンド。28日に続き、29日も秋晴れに恵まれた。
29日午前の予選では、リアム・ローソン（TEAM MUGEN）が来日初のポールポジションを獲得。2番手に太田、3番手には野尻智紀（TEAM MUGEN）が続いた。また、ローソン、野尻とタイトルを争う、ランキングトップの宮田莉朋（VANTELIN TEAM TOM’S）は4番手につけた。

そして迎えた決勝では、スタートで太田が好発進を決めて1～2コーナーをトップで抜けた。また、その後方では宮田が野尻をかわして3番手に浮上した。
10周を終えてタイヤ交換が可能になると、上位勢で最初に動いたのは宮田で12周を終えたタイミングでピットに向かった。その翌周にはローソンもタイヤを交換。ローソンのアウトラップでは両者が接近戦を演じるも、ポジションは変わらなかった。
トップを行く太田も14周を終えたところでピットイン。タイヤ交換を済ませたドライバーの首位をキープした。
一方、野尻は22周を終えたところでピットロードに滑り込んでタイヤを交換する。優勝を争う3名とは異なる作戦を敢行し、ポジションアップを試みたが叶わず。
結局、太田がオープニングラップから逃げ切るかたちでトップチェッカーー。国内フォーミュラレースの最高峰で初優勝を挙げた。2位にローソン、3位に宮田、4位に野尻というリザルトとなった。

この結果、宮田がスーパーフォーミュラでは初めてのドライバーチャンピオンを獲得した。ランキング2位にはローソン、同3位は野尻となった。

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第9戦鈴鹿 決勝結果

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権 ドライバーランキング（第9戦鈴鹿終了時点）

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権 チームランキング（第9戦鈴鹿終了時点）

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