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OZ(オーゼット)といえばレーシングホイールのトップメーカーだが、特にWRCでの活躍が印象深い。中でもトヨタ、とりわけセリカGT-FOURシリーズとの組み合わせは今なおファンの心に強く残っているのか、セリカオーナーの多くが愛車にOZのホイールを装着している。先だってOZ Racingブランドの「Rally Racing」が復刻したのもその証左と言えるだろう。
GRヤリス専用の最新モデル
オーゼットは1988年から、WRCを戦うトヨタワークスが装着したのを筆頭に35年以上もWRCに携わり、現在もワークスチームにホイールを供給し続けている。
そんな同社から、競技スペックのトヨタ・GRヤリス専用ラリーホイール「Rally Adfalto」が日本で発売されることになった。ラリー用のホイールはアフターマーケット向けと異なり、より強靭で機能的な構造になっており、加えて日本市場導入にあたり新たに「JWL基準」をクリア。車検対応品として販売される。
JWLとは? 「JWL」は「Japan Light Alloy Wheel」の略。これは国土交通省により1983年に定められた安全性を確保する技術基準で、乗用車用を対象とした「乗用車用軽合金製ホイールの技術基準」のこと。純正装着とアフターマーケットのアルミホイール(ジュラルミンなどの軽金属製ホイールも含む)が対象となる。「JWL」のマークが無いと車検が通らない。
ウェルパインメディア取り扱いで2024年1月からデリバリー開始
このOZ Racing「Rally Adfalto」の日本国内販売は株式会社ウェルパインメディアが発売元となり、2024年1月からデリバリーが開始される。
一般販売に先駆けて、2023年11月16日(木)〜19日(日)に愛知県・岐阜県で開催される2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦フォーラムエイト・ラリージャパンに置いて、同社が運営するウェルパインモータースポーツのトヨタGRヤリス(村田康介選手/梅本まどか選手)に装着されるという。気になる人は、現地で実物をチェックしてみると良いだろう。
気になるサイズと価格は?
製品名 | Rally Asfalto(ラリーアスファルト) |
サイズ | 18×8J |
オフセット(インセット) | +38 |
H/PCD | 5H/114.3 |
カラー | Race White |
対応車種 | トヨタGRヤリス |
税込価格 | 8万6900円/1本 |