「CX-5の一本足打法からの脱却」北米マツダの10月販売データからわかること

CX-90
北米マツダ(MNAO)は、10月の総販売台数が23,504台となり、2022年10月と比較して7.2%減少したと発表した。累計販売台数は296,121台となり、前年同期比で23%増加した。10月の販売日数は25日で、前年同月は26日であったため、DSR(Daily Selling Rate)ベースでは3.5%の減少となった。

北米マツダの10月期のセールスハイライトは
・CX-50は過去最高の3,168台を販売。
・CX-30は5,908台を販売し、10月として過去2番目の販売台数 

だった。

販売台数を見てみると、一時期の「CX-5一本足打法」から脱却したことがわかる。いまの北米マツダのセールスは
CX-5
CX-30
CX-50
CX-90

の4モデルがちょうどいいバランスで支えている。とくに、CX-50とCX-90の好調ぶりが頼もしい。

ちなみに10月のCPO(認定中古車)販売台数は4,836台で、2022年10月に比べ9%増加した。

マツダカナダ(MCI)の10月の販売台数は、前年同月比34.3%増の5,450台となった。累計販売台数は前年同期比11.7%増の49,233台となった。

マツダモーターデメヒコ(MMdM)の10月の販売台数は6,969台で、前年同月比24%増となった。累計販売台数は60,107台で、前年同期比63%増となった。

モデル名10月販売台数前年同月比1-10月累計販売台数前年同期比
MAZDA32,205台-20.6%25,569台+12.4%
MX-5 Miata531台+28.6%8,100台+62.5%
CX-305,908台-11.4%65,210台+48.0%
CX-57,963台-15.7%123,818台-1.3%
CX-97台-99.8%17,447台-35.0%
CX-502,602台20.5%34,887台+118.0%
MX-306台100台(-69.1%)
CX-90TTL3,722台20,990台
TOTAL23,504台-7.2%262,452台+23.4%

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