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敷地内を巡回する警備スタッフにUNI-ONEを使用してもらい、疲労の軽減や、来場者とのコミュニケーションの活性化などを検証
UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティ。座面を上下させることができるため、立っている人に接する際には座面を上昇させ、座っている人や子供と接する際には座面を下降させることで、まわりの人と目線を合わせて仕事をしたり、移動したりすることができ、仕事やアミューズメント・レジャーなどへの活用が期待されている。
試験導入される御殿場プレミアム・アウトレットは、東京ドーム約9個分の敷地の中に広大なショッピングエリアを有しており、安心・安全で快適な施設運営のために多くの施設管理スタッフが常に巡回警備をしている。巡回警備業務は歩く距離が長いため、身体への負荷の大きさや年齢に不安を覚えるスタッフも多く、人材の確保が課題となっていた。解決方法を模索するなかで、UNI-ONEの活用に可能性を感じてもらい、このたびの試験導入に至った。
今回の試験導入では、敷地内を巡回する警備スタッフにUNI-ONEを使用してもらい、疲労の軽減や、来場者とのコミュニケーションの活性化などを検証するとともに、UNI-ONEの設置場所や充電タイミング、セキュリティ確保の方法なども検証。また、将来的な来場者の利用可能性や、IoT・デジタル技術と組み合わせた活用なども検討していく方針だ。