新型「ホンダ・リッジライン」&オフロード仕様車「リッジライン・トレイルスポーツ」を発表! 走行性能・コネクテッド性能が大幅に向上!

北米ホンダより、より頑丈になったピックアップトラック、新型「ホンダ・リッジライン」が発表された。新型リッジラインでは、高剛性のフルボックスフレームメンバーと、安定性とレスポンスを向上させる堅牢な独立懸架式リアサスペンションによりオフロード性能を向上。革新的なデュアル・アクション・テールゲートは、一般的なトラックのテールゲートのように下に開くだけでなく、ドアのように横に開くこともでき、オートバイのような大きなモノでも問題なく積載することができる。さらに、オフロード性能に特化した専用モデル、新型「リッジライン・トレイルスポーツ」では、オフロードチューニングされたサスペンション、オールテレーンタイヤ、スチール製アンダーボディプロテクションが搭載され、さらにアグレッシブな走行を楽しむことができる。ドライバー支援機能のホンダ・センシング・スイートは全グレードに標準装備だ。また、リッジラインは、人気のHPDパッケージなど、市販後のオプションパッケージで独自のカスタマイズが可能。人気のHPDパッケージは、ホンダのレーシングDNAを想起させるデザインで、ユニークなグリル処理、ブラックフェンダーフレア、アグレッシブなホイール、特別なグラフィックで、リッジラインをさらにアクティブなルックスにアップグレードすることができる。

安定した走行をサポートする高剛性ボディと独立懸架サスペンション

新型リッジラインの卓越したパフォーマンスを支えているのは、非常に剛性の高いフルボックスフレームメンバーと、安定性とレスポンスを向上させる堅牢な独立リアサスペンションを含む、堅牢なユニボディ構造だ。ユニークなデザインと洗練されたシャシーは、従来のボディ・オン・フレームの競合車にはない高いレベルのドライビング洗練性と応答性の高いハンドリングを実現すると同時に、718kgという驚異的な積載量を誇る。

また、リッジラインは最大2,267kgの牽引が可能で、冒険の鍵となるボートやキャンピングカー、「トイ」トレーラーなどを牽引するには十分すぎる性能を持ち合わせている。

リッジラインに搭載される革新的なデュアル・アクション・テールゲートは、一般的なトラックのテールゲートのように下に開くだけでなく、ドアのように横に開くこともできる。これにより、荷台に容易にアクセスすることができ、ダウンポジションでは、奥行き1.6mの荷台を、2.1m以上に拡張し、オートバイやATVなどのダイナミックな積荷を乗せることができる。テールゲートの内側には、快適な成型シートが2つ装備され、リッジラインの「テールゲートパーティー」機能をさらに向上させている。

もう一つの利点は、標準装備の超ワイドなベッドだ。SMC複合材で構成されたベッドは、別途ベッドライナーを使用しなくてもへこみや傷に強く、合板や乾式壁のような1.2m幅のものを平積みすることができる。ベッドには、荷物の固定用に160kgまで耐えるタイダウンクリートが8つ装備されている。

オフローダーでも、安全性能・コネクテッド機能に抜かりはない

インテリアのメーター類には、新しい7インチのデジタル計器パネルが標準装備され、左側にはオールデジタルのタコメーター、右側には物理的なスピードメーターが配置されている。このディスプレイには、ホンダ・センシングの設定や車両情報が表示される。ダッシュボード中央には、タイムラグのないパフォーマンスを実現する高速プロセッサーを搭載した、より大型の9インチカラータッチスクリーンが全グレードに新たに採用されている。さらに、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに標準対応している。

快適性と機能性を高めるため、2024年型リッジラインの全車には、大型の一体型アームレストと収納スペースを拡大した新しいセンターコンソールが採用されている。新しいセンターコンソールの収納ボックスは、フルサイズのタブレットを飲み込むことができ、シフトレバー前方の大型収納トレイは、大型スマートフォンを2台並べて収納できるほか、Qi対応のワイヤレス充電パッドが内蔵されている。

新型リッジラインの全グレードには、安全技術とドライバー支援技術のホンダ・センシング・スイートが標準装備されている。ホンダセンシングには、前方衝突警告(FCW)付衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線維持支援システム(LKAS)、車線逸脱警報(LDW)付道路逸脱軽減機能(RDM)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)が内包されている。後席のシートリマインダーも全ラインナップで標準装備されている。

さらなる冒険には、「リッジライン・トレイルスポーツ」がオススメ

さらにオフロード性能に特化した専用モデル、新型「リッジライン・トレイルスポーツ」では、オフロードチューニングされたサスペンション、オールテレーンタイヤ、スチール製アンダーボディプロテクションが搭載され、さらにアグレッシブな走行を楽しむことができる。

トレイルスポーツ独自のサスペンションチューニングは、独自のスプリングレート、ダンパーバルブチューニング、スタビライザーバーにまで至り、リッジラインの卓越したオンロードでの快適性とクラス最高のハンドリングを犠牲にすることなく、アーティキュレーションを高め、オフロードでの乗り心地を向上させている。

標準装備のジェネラル・グラバー A/T スポーツタイヤ(245/60R18)は、ダート、砂地、泥道、岩場、雪道でのトラクションを飛躍的に向上させるとともに、路面での静粛性と快適性を兼ね備えている。

ホンダの革新的なi-VTM4トルクベクタリング全輪駆動システムは、リッジラインのオフロード性能を大幅に向上させている。すべてのリッジラインに標準装備されているi-VTM4システムは、あらゆる状況下でコントロール性とトラクションをマネジメントすることで、エンジントルクの最大70%を自動的に後輪に送り、各輪の走行状況に応じて100%のトルクを後輪に継続的に配分する。

オフロードでは、i-VTM4が最も効果のある場所にトルクを送り続け、泥道や深い砂地でのトラクションと安定性を維持する。後輪の片方が地面から離れているような過酷な状況でも、地面に接地している車輪にパワーを送ることができる。さらに、リッジラインに標準装備されている4つのモードのインテリジェント・トラクション・マネジメントにより、ドライバーは砂、雪、泥、舗装路など、さまざまな地形に合わせてi-VTM4システムをカスタマイズすることができる。

トレイル仕様のリッジライン・トレイルスポーツは、よりタフな外観のために、より頑丈なメッシュデザインのユニークなグリル、ブラックのドアピラーとエクステリアミラーのトリム、グリル上部のブラックのクロスバーが採用されている。

また、フロントスキッドガーニッシュはピューターグレーに塗装され、新デザインの5スポーク18インチホイールも標準装備される。トレイルスポーツのモデル専用色として新設定されたディフューズド・スカイ・ブルーは、トレイルスポーツの無骨なスタイリングを際立たせている。
インテリアでは、モデル専用のオレンジのアンビエント照明、ステアリングホイール、シート、ドアパネルにオレンジステッチが施されている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部