デントリペア修理って?
6カ月点検を受けるついでに助手席側ドアにある2カ所の凹みを直してもらった。これは9月2日に自宅で自転車を倒されて、ハンドルとかごが接触してできたもの。遠目にはそんなに目立たなかったが、近づけばやっぱり凹んでいるのはわかる。最初に相談した時は塗装する可能性があって見積もりも7万円ぐらいとのことだったので、6カ月点検でBRZを預けているタイミングで修理を頼むことにしていたわけだ。
その後点検の予約をした際の見積もりでは5万円に下がっていたし、1日で終わるというので「あれ? 塗装しないのかな?」と思ったが、まぁ深く考えずにお任せすることにしてBRZを預けた。
預けた後はデスクワークやら取材やらをしていたら16時20分頃に東京SUBARU杉並店から電話があった。ちょうど電車に乗っていたのでとれなかったが、留守電に点検・修理終了のメッセージが入っていたので、そのまま東京SUBARU杉並店に直行。早速ドアを確認してみると、見事に凹みが消えていた。
聞けば裏から凹んだ部分を押し出しただけで塗装もしていないとのこと。納品請求書を見ると「デントリペア修理」書かれていた。
ところで、デントリペア修理というのはどういうものか。知らない人もいるかと思うので説明しておこう。デントリペアとはデントツールという専用工具を使って修復する方法で、元々はアメリカで雹(ひょう)による凹みを修復するために利用されていた。
基本的にはデントツールで凹んだ部分を細かく押し出していき、必要ならば表からパネルを傷つけないように直接叩くポンチングも併用。塗装面が無事ならばある程度平面に近づいたところで塗装の弾力によって表面の凹みが消えるのだとか。ともあれ新車時の塗装のまま修復できたのはありがたいところだ。
ここで話はジャパンモビリティショーに遡る。会場では鉄道の報道公開で度々顔を合わせる同業者にも遭遇した。彼は歴代BRZのオーナーなのだが、二代目ではATにしたところ燃費がMTよりも良いとのこと。聞けばATは2000rpmぐらいでシフトアップしていくのだそうで、燃費もリッター10kmくらいは出るのだそうだ。MTよりもATの方が好燃費だというのは隔世の感があるけど、今の技術だとそんなものなのかもしれない。
ということで2000rpmシフトアップをして燃費記録更新を狙おうかと一瞬思ったけど、それも本末転倒な気がしてきた。MTならばやっぱり自分のリズムでシフトチェンジをしたい。ということで今後は燃費を気にしないで走ろうかなと思っている。