目次
このたびジープは、2024年型となる新型『ワゴニア』を発表した。SUVモデルの新型『ワゴニア』は、比類ない快適性と伝説的な4×4性能を提供しながらもスタイリングの洗練さを増し、プレミアムなアメリカン・クラフトマンシップをユーザーに提供しているという。
アドバンスド・オールテレイン・グループを装備した『ワゴニア』には、フロントアクスル、トランスファーケース、燃料タンク、リヤスタビライザーブッシュを保護する4枚のスチール製スキッドプレートが装備されているほか、最高出力420ps、最大トルク634Nmを発揮するハリケーン・ツインターボ直6エンジンが搭載される。
なお、新型『ワゴニア』には、『ワゴニア』、『ワゴニア・シリーズII』、『ワゴニア・シリーズIII』の3つのモデルラインナップがラインアップされる。
クラス最高のトラクションを発揮する駆動系
新型ジープ『ワゴニア』には“クアドラ・トラックⅠ”、“クアドラ・トラックⅡ”、“クアドラ・ドライブⅡ”の3種の4×4システムがラインアップされている。これらにはセレクトレイン・トラクションマネジメント・システムが標準装備され、シフトパターン、エンジン性能、トルク配分を適宜調整することで、過酷な路面でも最大限のトラクションを発揮する。
また、“クアドラ・ドライブⅡ”では、リヤに電子制御式リミテッド・スリップ・デフ(eLSD)が装備されており、業界トップクラスのトラクション性能を発揮する。
大型SUV市場におけるジープの中核を担う『ワゴニア』は、先進のツインターボパワートレインに、一流のドライビングダイナミクスと安定した走行性能が備えられている。
クラス最高の2列目・3列シートのレッグルーム
クラフトマンシップがいかんなく発揮されている新型『ワゴニア』のインテリアは、洗練されたエレガントさを醸し出し、最大8人乗りの広々とした3列シート、クラス最高の総乗員数、クラス最高の2列目および3列目レッグルーム、3列目後方で最大の荷室容量を誇っている。
車載システムに目を向けると、先進の『Uコネクト 5』システムにヘッドアップディスプレイ、360度サラウンドビューカメラ、最大50インチのスクリーン、Amazon Fire TVビルトイン、マッキントッシュ・オーディオシステムなど、他に類を見ないプレミアムなインテリア機能が搭載されている。さらにネットワーク機能としてWi-Fi機能を搭載し、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlayが標準装備されている。
クラス最高の牽引能力を発揮する直6ツインターボエンジン
新型『ワゴニア』の全ラインアップには最高出力420ps/最大トルク634Nmを発揮する“ハリケーン”ツインターボ直6エンジンが搭載されており、クラス最高の牽引能力4535kgを誇り、SUVとしての高い性能と信頼性を十二分に発揮する。
尚、本稿はアメリカ本国での発表内容であり、残念ながら現時点では本モデルの日本市場への導入予定は無い模様。