【WRC結果】ラリージャパン デイ3、トヨタが1-2-3を堅持、勝田貴元は5ステージで最速と躍動!

愛知県と岐阜県で開催されているWRC最終戦ラリージャパン。17日時点でトップ3を独占したトヨタ勢は安定した走りでポジションを維持。また、勝田貴元も地元戦で躍動しており、総合順位を上げてきた。

11月16日に開幕を迎えたFIA世界ラリー選手権(WRC)の2023年シーズン第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」。競技3日目(デイ3)である18日はSS9~16が行われ、前日に総合トップとなったエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス ラリー1ハイブリッド)が順位をキープした。

Rally Japan 2023

前日にライバルがクラッシュしてデイリタイアとなったこともあり総合3位までを独占しているトヨタ勢は、この日は安定したペースで各ステージを走破した。SS16(TOYOTA STADIUM SSS 3)終了時点で、総合トップのエバンスから1分15秒差の2番手にはセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス ラリー1ハイブリッド)、同1分40秒6差の3番手にはカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス ラリー1ハイブリッド)がつけている。また、4番手のエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 N ラリー1ハイブリッド)はトップから3分以上のギャップがある状況となった。

Rally Japan 2023

デイ2午前にマシンにダメージを負ったものの、午後には3ステージ連続でトップタイムを叩き出した勝田貴元(トヨタGRヤリス ラリー1ハイブリッド)はデイ3も好調を維持。この日の8本のSSのうち5本でステージウイナーとなり、総合6番手まで順位を上げた。5番手のオィット・タナック(フォード・プーマ ラリー1ハイブリッド)とは約15秒差となっている。

Rally Japan 2023

競技最終日となる19日は、SS17~22の6ステージが行われる予定だ。

2023年世界ラリー選手権 第13戦ラリージャパン 順位 SS16終了時点(Top10)
Pos.No.DriverCarTime / Gap
133E.エバンストヨタGR YARIS Rally1 HYBRID2:28’20″8
217S.オジエトヨタGR YARIS Rally1 HYBRID1’15″0
369K.ロバンペラトヨタGR YARIS Rally1 HYBRID1’40″6
44E.ラッピヒョンデi20 N Rally1 HYBRID3’09″3
58O.タナックフォードPUMA Rally1 HYBRID3’35″3
618勝田貴元トヨタGR YARIS Rally1 HYBRID3’50″2
720A.ミケルセンシュコダFabia RS(WRC2)5’11″3
824G.ミュンスターフォードFiesta MkII(WRC2)5’19″6
921N.グリャジンシュコダFabia RS(WRC2)5’54″6
1022K.カエタノビッチシュコダFabia RS(WRC2)12’51″6

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