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洗練されたフレームレス・ダイヤモンド・ペンタゴングリルを採用
2024年型「アキュラ・TLX」は、アキュラ・タイプSコンセプトで初採用されたフレームレスバージョンのダイヤモンド・ペンタゴングリルを備えた、より洗練された新しいフロントマスクが特長となっている。また、2色の新しいエクステリアカラーが設定され、アーバングレー・パールはTLX A-SpecとTLX Type Sに、リキッドカーボン・メタリックはMDXに初採用されている。
室内では、12.3インチのドライバーディスプレイと、同じく12.3インチのセンタースクリーンが新たに装備され、機能性は十分。ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Auto対応、ワイヤレス充電パッド、TLX初となる「アマゾン・アレクサ・ビルトイン」を標準装備している。また、後席乗員のためにセンターコンソール後部にはUSB-C充電ポートが2つ追加された。フロアには厚めのカーペットが採用され、車内の静粛性を高めている。
車両グレードは充実装備の3グレードをラインナップ
TLX withテクノロジー・パッケージ(2輪駆動のみ)は、TLXラインアップの新たなエントリーモデルとして、19インチホイール、ミラノレザーシート、ELS STUDIOプレミアムオーディオ、Iconic DriveアンビエントLEDキャビンライトなど、プレミアムなスタイリングと革新的なテクノロジー機能を装備している。
TLX Aスペック・グレードは、ブラックアウトされたエクステリア処理とA-Specバッジに加え、シャークグレー仕上げの新しいスプリットスポーク19インチホイール、大型デュアルラウンドエキゾーストフィニッシャー、新しいグロスブラックリアスポイラーにより、さらにスポーティなルックスに仕上げられている。さらに、標準装備のトルクベクタリング機能付きスーパーハンドリング・オールホイールドライブによるパフォーマンス性能を向上し、ボディ・インシュレーターによってロードノイズを低減している。
最上位グレードのTLX Type Sは、Sport+ドライブモードでのスロットルレスポンスの向上や、10.5インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)やサラウンドビューカメラなどの技術装備が追加されている。エクステリアでは、専用のフロントスプリッター、リアデッキリッドスポイラー、リアディフューザー、大型クワッドエキゾーストアウトレット、レッドブレンボ4ピストンフロントブレーキキャリパー、ベルリーナブラック仕上げの20インチスプリットスポークホイールを新たに追加している。
機能向上した「アキュラ・ウォッチ」を全車標準装備
標準装備の「アキュラ・ウォッチ」安全・運転支援テクノロジーには、歩行者検知機能付衝突軽減ブレーキ・システム(CMBS)、低速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール、前方衝突警告、車線逸脱警報(LDW)、車線維持支援システム(LKAS)、交通標識認識システムが含まれる。
フロントセンサーカメラは、視野角90度(従来の50度から拡大)の新しいフロントシングルレンズセンサーカメラと、視野角120度(従来の50度から拡大)の新しいグリルマウント型ミリ波レーダーにより、安全性技術を向上。リアでは、標準装備のブラインド・スポット・インフォメーション(BSI)システムのレーダー警告範囲が約25mに拡大され、隣接する車線で後方から接近する車両をドライバーに知らせる車線変更警告が可能になった。また、車内用にリアシート・シートベルト・リマインダー機能も装備されている。