12.3インチのデジタルクラスターメーターや、クアドリフォリオ専用となる3D仕上げのカーボンファイバーパネルを採用
クアドリフォリオは、ジュリアおよびステルヴィオのフラッグシップモデルに位置づけられ、圧倒的な動力性能と運動性能により、究極の走りを実現したモデルだ。いずれも510ps/600Nmを発する2.9ℓV型6気筒ツインターボエンジンと8速ATを搭載。ジュリア・クアドリフォリオは後輪駆動、ステルヴィオ・クアドリフォリオは四輪駆動だ。
今回の仕様変更の最大の特徴は、スポーツドライビング時において、ドライバーの意図した通りの走りを実現する「メカニカル LSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)」を、クアドリフォリオとして初めて搭載した点にある。コーナリング時に後輪左右の速度差を制御することで、エンジントルクを無駄なく路面へと伝達し、コントロール性や安定性を高める。
さらに今回の仕様変更で、12.3インチのデジタルクラスターメーターを新たに採用。既に採用されている通常グレードのジュリアおよびステルヴィオの表示パターンを充実させ、「Evolved」「Relax」「Heritage」に加え、「Race」の選択が可能となった。「Race」レイアウトでは、スポーツドライビングに不可欠なレブカウンター、スピードメーター、マニュアル走行時のシフトランプといった情報が中央に集約される。また、レイアウトをカスタマイズし、追加情報をサイドダイヤルに配置することも可能だ。
また、インテリアには、クアドリフォリオ専用となるカーボンファイバー3D仕上げを新たに採用。従来のカーボンパネルに比べ、カーボンの織り目が立体的に表現され、独特の触感を持つマットな仕上がりとなっている。
なお、今回の発表を記念し、両クアドリフォリオモデルを対象に、2024年3月末日までに成約および登録をすると「Alfa Romeoドライビングアカデミー」への招待チケットがプレゼントされる。2024年6月29日(土)に開催が予定されている「Alfa Romeoドライビングアカデミー」では、インストラクターの指導のもと、レーシングコースにてクアドリフォリオの性能を最大限引き出し、操る楽しさを実感できる。