メルセデス・ベンツGLCにPHEVモデル「GLC 350 e 4MATICスポーツエディションスター」が追加! EVモード航続距離は118km

メルセデス・ベンツ日本はこのほど、メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズ SUV「GLC」のラインナップに、プラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATICスポーツエディションスター」を追加し、11月29日に発売した。税込車両価格は998万円で、ハンドル位置は右のみ。

システム総合で313ps/550Nmを発揮。電気モーターのみでの最高速度は140km/h

2015年にデビューしたGLCは、2020年と2021年にメルセデス・ベンツの中でベストセラーSUVとなった全世界での累計販売台数 260万台(前身のGLK含む)を販売するメルセデスのプレミアムミドルサイズSUV。新型GLCは、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティかつ洗練された要素を取り入れたエクステリアと、リアルウッドインテリアトリムを採用した質感の高いインテリアを併せ持つ SUVとして生まれ変わった。また、ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載しているのも特色だ。

荷室容量は470ℓ。後席シートバックを倒した最大時は1530ℓを許容する。

このたび追加されたGLC 350 e 4MATICスポーツエディションスターは、204ps/320Nmを発する2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンに、136ps/440Nmの電気モーターと31.2kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載している。システム総合では313ps/550Nm(欧州仕様参考値)を発揮し、電気モーターのみでの走行では140km/hの最高速をマークするとともに、118kmの航続距離を実現。買い物や通勤など日常ではBEVのように使用できる一方で、遠方へのドライブではガソリンエンジンで充電しながら走行し、電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで、航続可能距離や充電時間を気にせず安心して乗れる一台となっている。

バッテリーの充電は急速充電器(CHAdeMo)に対応。また、 6.0kW(30A)※の交流普通充電にも対応しているので、外出先や自宅での様々な充電方法に対応している。
※日本での使用で想定される200V・30A充電の場合

このGLC 350 e 4MATICスポーツエディションスターの追加により、新型GLCは既存の2.0ℓディーゼル仕様「GLC 220 d 4MATIC(税込839万円)」と合わせて2機種から選べるようになった。

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