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■現行型2代目 RV型 (2021年~)
ヴェゼルはホンダの世界的業務連携改革の一翼を担う車両として開発された、ホンダの世界戦略を担う小型SUVだ。中国など一部を除き、海外ではかつて日本でも販売されていたHR-Vの車名で販売されている。現行最新モデルは2代目モデルとなるRV型。この2代目モデルではハイブリッドモデルが2モーターハイブリッドシステムの『e:HEV(イー・エイチイーブイ)』となり、バッテリーのセル数が増加してモーター出力が向上した。また、ガソリンモデルは新型のL15Z型エンジンへ換装され、新型のCVTを基にギヤをローレシオ化して最適化された。安全装備の要である『Honda SENSING(ホンダ センシング)』は視野範囲が向上したフロントワイドビューカメラ、高速画像処理チップ、近距離障害検知前後ソナーセンサーの採用により機能を向上。見通しの悪い場所での駐車や車線変更を支援するマルチビューカメラシステムやブラインドスポットインフォメーションが新たに採用され、タイプ別設定された。また、車載通信モジュール『Honda CONNECT(ホンダコネクト)』も搭載され、様々なコネクテッドサービスが強化されている。
■2021年式 e:HEV Z AWD 「全てに完成度が高い車だと思います。所有感が満たされる素晴らしい車だと思います」
ニックネーム: ffforesttt 年式・グレード: 2021年式 e:HEV Z AWD 性別:男性(60歳~) 居住地域:山梨県
排気量:1.5ℓトランスミッション:電気式CVT
平均燃費:19.2km/ℓ(主に山間部走行)
長所:先代ヴェゼルに比べて全てにグレードアップされている。特に安定感のある乗り心地は特筆もの。走行音も車内で静かな音楽を聴けるぐらい静かである。スタイルも洗練されていて長く乗り続けたくなるデザインである。
短所:短所はほとんど見当たらないがSUVなので視界はワンボックスに比べると当然ながら狭くなっている。まぁ、それも安定感と裏返しでスピードを出しても安心してドライブできる。燃費はカタログデータまではいかない。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★★★
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「全てに完成度が高い車だと思います。所有感が満たされる素晴らしい車だと思います」
■初代 RU型 (2013~2021年)
ホンダの世界戦略を担う小型SUVとして2013年にデビューした初代モデルは、同じく世界戦略を担った3代目フィット(GK型)をベースに開発された、いわば“フィット・ファミリー”であり、フィットの先代にあたる小型乗用車ロゴをベースに作られたSUVスタイルのHR-Vの流れを彷彿とさせる。事実、中国など一部を除き、本車は海外ではHR-Vの名で販売されている。ガソリン車とハイブリッド車が設定され、両仕様ともエンジンは直噴技術が採用された。ハイブリッド車のシステムは軽量小型の1モーターながらモーターのみのEV走行が可能な先進的な『SPORT HYBRID i-DCD(スポーツ・ハイブリッド アイ・ディーシーディー)』を採用している。またホンダのハイブリッド車初となる4WDも設定されている。さらに全車に電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能を標準装備し、燃費によい運転をアクセルペダルで知らせるリアクティブフォースペダルがハイブリッド車の全タイプに標準装備されている。
■2019年式 ハイブリッドX ホンダセンシング「サイズ感がちょうど良く、デザインもバランスよく気に入っています」
ニックネーム: minos 年式・グレード: 2019年式 ハイブリッドX ホンダセンシング 性別:男性(60歳~) 居住地域:埼玉県
排気量:1.5ℓトランスミッション:7速DCT
平均燃費:19.0km/ℓ(通勤)
長所:サイズ感がちょうど良く、デザインもバランスよく気に入っています。安全装備も充実していて、オプションでつけた電動シートをはじめ快適装備も満足。乗り心地はややスポーティな印象ですが、旋回性能や高速での直進安定性なども優れていると思います。
短所:初期モデルではDCTの品質が安定していなかったようですが、ごく稀にDCTの変速に不自然な挙動を感じることがあります。安全運転上は問題のないレベルです。Aピラーが太めで右左折時の前方確認は注意が必要です。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「SUVスタイル、内装、走りなど質感も良く飽きがこない長く乗れるクルマだと思います」