三菱の新型1tピックアップ「トライトン」が2024年2月発売! 税込498万円から。「GSR」のグレード名も復活

三菱自動車は12月21日、すでに日本導入を発表している新型1トンピックアップトラック「トライトン」について、2024年2月15日に発売すると発表した。車両本体価格は税込み498万800円~540万1000円とされた。

トライトンは「フォルテ」を起源とするピックアップ。フォルテが登場した1978年以来、5世代にわたり約560万台が生産され、150カ国で販売されてきた。
新型トライトンのコンセプトは「Power for Adventure」。内外装デザインはもちろん、シャシーとラダーフレーム、エンジンが一新された。

トライトンには1列シートのシングルキャブ、フロントシート後ろに荷室スペースを設けたクラブキャブ、2列シートで5人乗りのダブルキャプの3タイプがラインアップされるが、日本に導入されるのはダブルキャブのみ。

新開発されたラダーフレームはハイテン鋼の採用比率が増加しており、従来型と比べて剛性を高めながらも重量増は最小限に押さえている。

エンジンは2.4L直列4気筒ディーゼルターボエンジンの4N16を搭載。回転数と負荷に応じてふたつのタービンを協調制御する2ステージターボシステムを採用したこのエンジンは最高出力150kW(204PS)、最大トルク470N・m(47.9kgf・m)を誇る。組み合わされるのはスポーツモード付きの6速ATだ。

駆動系にはパジェロ譲りのパジェロ譲りのスーパーセレクト4WD-IIシステムが奢られた。後輪駆動となる「2H」、フルタイム4WDの「4H」、センターデフが直結状態となる「4HLc」、さらにローギヤの「4HLLc」と、4WDモードは4種類が選択可能。また、ドライブモードはそれぞれの4WDモードに対応する7種類が設定される。加えて、ランサー・エボリューションシリーズでおなじみのアクティブ・ヨー・コントロールやアクティブLSD(ブレーキ制御タイプ)も装備され、あらゆる路面状況に対応する。

4WDモードはパーキングブレーキレバー横のダイヤルで操作する。

また衝突被害軽減ブレーキシステムなどの先進安全装備やコネクテッド技術も奢られ、日常生活における安全かつ快適な走行体験も保証されている。

グレードはベーシックな「GLS」と、上級仕様の「GSR」の2種類が展開。GSRにはフロントアンダーガーニッシュやフェンダーアーチモール、ベッドライナー、スタイリングバーが標準装備される。
車両本体のメーカー希望小売価格はGLSが税込み498万800円、GSRが税込み540万1000円。2024年2月15日(木)より、全国の系列販売会社を通じて販売される。

三菱トライトン 主要諸元(一部抜粋)
全長×全幅×全高5320mm×1865mm×1795mm
ホイールベース3130mm
トレッド 前/後1570mm / 1565mm
最低地上高220mm
最小回転半径6.2m
車両重量2080kg
室内 長×幅×高1770mm×1540mm×1175mm
乗車定員5名
荷箱 長×幅×高1480mm×1530mm×525mm
荷台高820mm
サスペンション 前/後ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング/リーフスプリング式リジッド
ブレーキ形式 前/後ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング式ドラム
ステアリング形式ラック&ピニオン(電動パワーステアリング)
タイヤ&ホイール265/60 R18
エンジン型式4N16
DOHC16バルブ4気筒
コモンレール式DI-D インタークーラー付ターボチャージャー
排気量2439cc
内径×工程86.0mm×105.0mm
最高出力150kW(204PS)/3500rpm
最大トルク470N・m(47.9kgf・m)/1500-2750rpm
使用燃料軽油
タンク容量75L
燃料消費率WLTCモード:11.3km/L
市街地モード:8.5km/L
郊外モード:11.4km/L
高速道路モード:13.0km/L
トランスミッション6速スポーツモードAT
駆動方式4WD(スーパーセレクト4WD-II)

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