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ユーザーごとの使い方に合わせたスポーティグレードを多数ラインナップ!
2024年型WRXには、ベース、プレミアム、リミテッド、TR、GTの5つのトリムレベルが設定される。6速MTはGTを除く全トリムに設定され、上り坂発進アシスト機能を備えている。また、スバル・パフォーマンス・トランスミッション(SPT)は、プレミアムとリミテッドにオプション設定、GTには標準装備される。標準装備の6速マニュアルトランスミッションは、ギア比が最適化され、洗練されたシフトクオリティを実現。SPTトランスミッションは、より素早いシフトアップとシフトダウンを実現し、アダプティブシフトコントロールを搭載している。
駆動系にはアクティブトルクベクタリング付きシンメトリカル・オールホイールドライブを搭載し、パワーユニットに、271ps/5,600rpmの最高出力と349Nm/2,000-5,200rpmの幅広いトルクを発生する2.4L BOXERターボエンジンを搭載している。TRグレードからは、アップグレードには、6ピストンフロントキャリパー、2ピストンリアキャリパーをはじめとするブレンボ製ブレーキシステムが装備される。
新型WRXのボディには、スバルグローバルプラットフォームが採用され、歴代モデルよりも剛性が高く、乗り心地とハンドリング性能を向上させている。このグローバルプラットフォームは、フルインナーフレーム構造と構造用接着剤の戦略的な使用により、先代WRX比でフロント横剛性を14%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上させ、2024年モデルではフロアとリアサスペンション部の構造補強を追加することで、さらに剛性を高めている。
個性化と利便性を高めたスタイリング&室内外装備
2024年型WRXのエクステリアは、幅の広いフードスクープと、コンパクトなLEDヘッドライトに挟まれた特徴的な六角形グリルにより個性化が図られている。WRXプレミアム以上のトリムでは、リヤトランクリッドにボディ同色の薄型リヤスポイラーが組み込まれ、火山溶岩をイメージした赤色に輝くリヤテールライトの上に配置されている。ホイールはグレードによって17~19インチサイズが装備される。
インテリアでは、高解像度のタッチスクリーンを備えた11.6インチのSUBARU STARLINKマルチメディア・プラス・システムを装備し、オーディオ、車両、空調をコントロールすることができる。また、シリウスXM オールアクセスラジオ&トラベルリンク、HDラジオ、Bluetoothハンズフリー通話/オーディオストリーミング機能が装備されている。プレミアムグレードからは、フロントシートヒーターやアルミ合金製ペダルカバー、プッシュスタート付キーレスアクセスなど、内外装における利便性装備が追加装備される。
また、TRグレードからは、レカロ・パフォーマンスシートが全車に採用され、適切なドライビングポジションを維持することができる。最上級モデルのGTでは、レカロシートに加えて、レッドステッチ・ダッシュボード、8ウェイ・パワー調整式運転席シート、電動ライドコントロール付きスポーツサスペンションなど、スポーツ走行機能装備がふんだんに盛り込まれている。
スバルのアイサイトテクノロジーが全車に標準装備
2024年には、アイサイト・ドライバーアシストテクノロジーがWRXに標準装備される。マニュアルトランスミッション車のアイサイトは、車線中央維持機能付アドバンスト・アダプティブ・クルーズコントロール、自動緊急ブレーキ、車線逸脱防止機能、プリクラッシュ・ブレーキアシストを装備(SPT装着車にはプリクラッシュ・スロットルマネジメントが含まれる)。
また、最新世代のSUBARU STARLINKセーフティ&セキュリティを全車に標準装備している。利用可能なパッケージは、自動衝突通知、強化ロードサイドアシスタンス、盗難車回収、車両診断アラート、クライメートコントロール付リモートエンジンスタートなどの緊急サービスや便利な機能を実装している。Wi-Fiホットスポットは、すべての2024年型WRXで利用することができる。
2024年型スバルWRX 車両本体価格(北米市場向け)
モデルグレード(北米市場向け) | 車両本体価格(税抜)[約] |
WRX(6MT) | 468万円~ |
WRX プレミアム(6MT) | 495万円~ |
WRX プレミアム(SPT) | 514万円~ |
WRX リミテッド(6MT) | 558万円~ |
WRX リミテッド(SPT) | 580万円~ |
WRX TR(6MT) | 595万円~ |
WRX GT(SPT) | 632万円~ |