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運転免許証の更新は平日か日曜日に行われている。普通のサラリーマンなら休みを取って平日に行くか、さもなくば日曜日に行くしかない。しかも運転免許試験場で更新となると、これまた不便なところにあったりするものだからクルマで行きたい。そう考える人は多く、駐車場争奪戦は激戦だ。
筆者が更新に行く府中運転免許試験場もバス路線はあるものの、JR中央線と京王線のちょうど中間くらいに位置しており、公共交通機関では行きづらい立地。逆に東八道路沿いということもあり、クルマでのアクセスはそこまで悪くない。無料の駐車場も用意されているのでクルマで行きたくなるが、ご多分に漏れず駐車場は争奪戦になる。
前回の更新の経験から考えるに、朝イチに行けばまず駐車場ゲットは間違いないだろう。
受付1時間前に到着したら駐車場はガラガラ
実際、到着したのは7時少し前だったわけだが、駐車場はガラガラ。
7時になって駐車場の誘導員がやってきたので「試験場は何時に開場ですか?」と尋ねてみると、「8時5分くらい」と結構細かく教えてれた。前回の更新では7時50分と言われたと記憶している。
ちなみに免許更新の案内がハガキで来るが、そのハガキには「受付は8時30分から」と書いてある。
クルマを置いて試験場に行ってみると、「試験」と「更新」の列が別々に設けられていた。間違って並ぶと、並び直さないといけないので、これは注意が必要だ。
駐車場はというと、7時30分頃になると駐車場は半分くらい埋まってきた感じで、8時になると「更新」の列には40人ほどが並んでいる。
8時5分に入場開始。誘導員の言った通りだった。
ハガキの案内どおりの時間では手遅れ!? 8時20分には駐車場は満車に!
受付や更新手数料を支払い、視力の検査、写真撮影を終える。その後は1時間の講習のために4階の講習会の会場に向かう。到着は8時20分。
そう! 筆者はまたもや違反があり、1時間の講習を受けなければならない。当然、自宅最寄りの警察署や東京都庁にある新宿運転免許更新センターでの更新はできず、府中運転免許試験場に足を運ぶことになったわけだ。
8時20分に講習会の会場から駐車場を見てみると、ほぼ満車なっていた。
タイムスケジュールの間隙を突け!
講習が終わったら2階の免許交付室に向かう。到着は9時40分だから、講習時間は正味1時間はないくらい(開始は8時40分だった)。さほど待つこともなく、9時45分に無事更新された免許証が交付され、10時には試験場を出ることができた。
この時間になると、講習なしで免許を更新した人や、筆者のように講習を受けて免許を更新した人が出ていくので、駐車場にも空きができている状態だ。
朝イチで駐車場を確保するのでなければ、こうした来場者の入れ替わるタイミング狙うのもテかもしれない。とはいえ、朝イチのようにほぼ確実に停められるほど空きが多いわけではないだろう。
ちなみに試験場近隣には民間の駐車場もあり、1日1000円くらいの相場だ。ちょっと離れれば上限料金ありのコインパーキングもある。
府中の運転免許試験場で免許を更新するのであれば、いくら駐車場争奪戦が厳しくともくれぐれも路上駐車でまた次の更新でも試験場に足を運ぶ事態になるようなことの無いようにしたい。気をつけられたし。
いつになる?府中運転免許試験場の移転の噂
2023年にWeb上で運転免許試験場の移転の噂が持ち上がった。というのも、隣接する都立武蔵野公園の拡充計画があり、そのエリアに府中運転免許試験場がそっくり含まれているのだ。ただし、この計画はかなり前からあったもので、実際に公園が拡充される=試験場が移転する時期については現時点は未定のようだ。