車両盗難を未然に防ぐには物理ロック+視覚効果が最強? LEDを搭載したハンドルロックの最新モデルをチェック!!【CarGoodsMagazine】

ハンドルを物理的に固定してしまうハンドルロックは、視覚的にも防犯意識をアピールできる。もちろん他にも盗難防止装置を備えておけば、安心感はさらに高まる。
「リレーアタック」「CANインベーダー」「コードグラバー」などなど……年々巧妙化していくクルマ泥棒の手法は車両の電子装備へアクセスするため、もはや素人では理解が追いつかないレベルにまで到達している。そのため盗まれないための対策といっても、完璧な方法は未だに見つかっていないのは実際のところだ。そんな進化した泥棒に対して、意外と有効と考えられている防犯グッズが物理的なアナログセキュリティなのである。

4桁のダイヤルキーとLEDスキャナーを組み合わせる

ホーネットから誕生したハンドルロックは、視覚的にも防犯性を高めるLEDスキャナーを搭載。特に赤く塗られた本体は昼間に見ても視覚的にも盗難対策が施されていることを主張できるはず。もちろん夜間にも輝くLEDは物理的防犯アイテムを主張するポイントにもなっているのだ。この防犯対策を主張する見た目は、犯罪者にとって盗みにくいクルマであることをアピールすることにも繋がるというわけだ。

ホーネット『ハンドルロック SLH-11(実勢価格:1万7380円/税込)』
ステアリングの太さが40ミリ以下で、ステアリング内径が230〜450ミリのものに対応。

またハンドルロック本体は4桁のダイヤルキーを使用するため、その組み合わせは1万通りにも及ぶ。万が一の場合でも解除に時間がかかってしまうため、結果として車両盗難には至らない可能性はアップするはず。

LEDスキャナーによる視覚効果で、盗難抑止にも貢献する。

二重・三重のセキュリティが防犯性を高める秘訣

泥棒は短時間に盗み出して逃走するのが基本。電子装備へのアクセスは手慣れているためすぐに完了できるのだが、物理ロックとなると解除の手間がかかってしまう。この時間こそクルマ泥棒を寄せ付けない秘訣となるのだ。もちろんハンドルロック単体で盗難から愛車を守れるというわけでなく、電子的なセキュリティユニットと組み合わせることは防犯の大前提。二重三重でセキュリティグッズを取り入れる、持ち去りまでにより時間がかかる対策を行うことが重要というわけだ。

ホーネット『ハンドルロック SLH-11(実勢価格:2万680円/税込)』
こちらは大型ステアリングに対応するモデル。ステアリング内径が250〜450ミリに対応している。

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