目次
現行型2代目 KF系 (2017年~)
初めてのフルモデルチェンジとなった現行の2代目モデルがデビューしたのは2016年12月。パワートレーンは初代と同じく2.0ℓ/2.5ℓの直4NAエンジンと2.2ℓ直4ディーゼルターボの3種類(それぞれ技術的には大きくアップデートした)でスタートし、時々刻々の改良が施されて途中でガソリンターボ・エンジンが加わるものの、現在は当初の排気量構成のラインアップへ落ち着いている。2021年11月の改良は大幅なものとなっており、フロントグリルやランプ類の変更などにより、フロントフェイスのデザインが刷新されている。
■2020年式 XD エクスクルーシブモード「マツダ車はエンジンのバリエーションが多いため、実際の使用シーンをしっかりと把握して適切なグレードを選択すべし」
ニックネーム:kato 年式・グレード:2020年式 XD エクスクルーシブモード 性別:男性(40代) 居住地域: 愛知県
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費: 17.0~18.0km/ℓ(渋滞含む市街地8割、郊外2割)
長所:魂動デザインの良さ。思った通りに走れる曲がれる走行性能の良さ。欧州車のような足まわりの硬さ。ディーゼルエンジンでも騒音が少ない。トルクフルなエンジン。エクスクルーシブモードだと装備・品質に対するコスパがよい。
短所:全幅が大きめなので、狭い駐車場だとちょっと気をつかう。ドアパンチを受けやすい。外装色がマシーングレープレミアムメタリックの場合、板金塗装の費用がかかる(狭い駐車場で付けられた擦り傷を直すだけでドア1枚15万円と言われた)、マツダコネクトが使いにくい。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★★
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「書き出すと短所が多くなる気がするが、総じて満足度は高い(おそらく、コストに対する品質が高い為、ユーザーの要求も高くなる気がする)。マツダ車はエンジンのバリエーションが多いため、実際の使用シーンをしっかりと把握して適切なグレードを選択すべし」
■2018年式 XDエクスクルーシブモード エターナルブルーマイカ AWD「とにかくディーゼルのマニュアルミッションは乗っていて楽しい。まさに人馬一体です」
ニックネーム:金沢のクマ 年式・グレード:2018年式 XDエクスクルーシブモード エターナルブルーマイカ AWD 性別:男性(40代) 居住地域:石川県
排気量:2.2ℓトランスミッション:MT
平均燃費:約14.0km/ℓ(市街地と幹線道路半々くらいの15km程度の距離の通勤がメイン)
長所:とにかくディーゼルのマニュアルミッションは乗っていて楽しい。まさに人馬一体です。内装の質感も素晴らしいので、買ってよかったといつも思って乗っています。マニュアルですがクルーズコントロールもできるので、高速でも楽です。
短所:オートブレーキが便利なのでいつも使うのですが、いちいちスイッチオンにしないといけないのが面倒です。オートワイパーの感度がイマイチで結構水滴が窓についているのに動かないということがよくあります。一度動き出すと調子良く適度に拭き取ってくれるのですが。
評価
外観:★★★★★ 凝った造形ではないですが、色の陰影が良いです。ソウルレッドにも憧れましたが、あまり同じ色がいないので良しとしています。
室内:★★★★★ とにかく高い質感、操作性の良さ、スイッチの配置などよく考えられて作られていと思います。
走行性能:★★★★★ トルクフルで気持ち良く、つい飛ばしてしまいます。
燃費性能:★★★★★ 想像以上の良燃費を持続しています。DPF再生中は1.0km/ℓほど悪化します。
装備:★★★★★ アクティブオートクルコンは便利です。
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「シフトチェンジが面倒ではないという方には良い選択かと」
初代 KE系 (2012~2016年)
マツダの新世代技術であるSKYACTIVテクノロジー(シャシー、ボディ、エンジン)を全面的に採用した最初のモデルが初代CX-5だ。魂動デザインの美しいスタイルもあって、世界累計で100万台を超えるヒット作となった。ちなみに、CX-5の元となったのは、2011年のジュネーブショーでお披露目された『MINAGI(ミナギ)』である。エンジンはSKYACTIV-G2.0とG2.5の2種類のガソリンエンジンとSKYACTIV-D2.2のディーゼルエンジンが設定された。
■2015年式 XD プロアクティブ AWD 「ディーゼルで走行距離が増えてくると煤問題に困ることもありますが、そのメンテナンスも含めて楽しんでいます」
ニックネーム: ちゃいみみ 年式・グレード:2015年式 XD プロアクティブ AWD 性別:男性(40代) 居住地域:北海道
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費:12.8km/ℓ(街中移動4割、郊外へのドライブ6割)
長所:トルクフルなディーゼルエンジン。走っていて楽しい。ペダルの位置やシートの高さ、ステアリングの位置までドライビングポジションが合わせやすい。人馬一体を目指すマツダの車作りの姿勢がCX-5でもデミオでも一貫しているところ。長距離を走れば20km/ℓ超えするので燃費もいいです。
短所:初期の頃のKE型の内装は前期型も後期型も質素な部類なので、Clazzioのシートカバーをつけました。多くのグレードで白内装などの明るい内装を選べればもっと良かったと思います。最新のマツダ車の内装は凄く高級になったので、新車を買うなら不満なしです。収納に関して小物入れは少ない方です。煤関係のメンテナンスはディーラーでもメンテコースが用意されれば、不安も減るのではと思います。
評価
外観:★★★★★ 初期の頃の魂動デザインですが今でも十分カッコいいです。
室内:★★★☆☆ 内装は質素な部類なので、Clazzioのシートカバーをつけました。多くのグレードで白内装などの明るい内装を選べればもっと良かったと思います。ですが最新のマツダ車の内装は凄く高級になりましたね。収納に関して小物入れは少ない方です。
走行性能:★★★★☆ トルクフルなディーゼルエンジンで出だしは速くないが、中間加速の伸びが気持ち良い。 今では多段階ATの部類ではないがSKYACTIV-DRIVEはロックアップ領域がとても広くて、シフトダウン時のブリッピング制御もあり、優秀なATだと思います。i-ACTIV AWDは北海道の降雪時期でもほぼ安心して運転できます。AWDは普段は車任せで大丈夫ですが、深い雪にはまった時などの緊急時は手動でロックできるボタンがあるとさらに便利です。
燃費性能:★★★★★ 市街地のストップ&ゴーの繰り返しだとそれなりの燃費で、渋滞にもよく遭遇する通勤メインの使い方だと冬場は悪くてリッター9.9kmから11.8km(冬場はエンジンスターターは毎度使用して降雪時は暖気しながら運転前に雪かきもします)、夏場でリッター11.0kmから12.8km程。長距離や高速道路利用するとリッター18kmから20km超えも頻繁に目にするので、長距離を利用する方だと低燃費を実感すると思います。特に時速70kmから80km位で淡々と走行するとリッター18km以上は普通に出せると思います。
装備:★★★★☆ 購入した当時では、安全装備も標準で充実していてコスパはとても良かったです。i-DMの表示切替はショートカットキーを作ってほしいです。
満足度:★★★★★ 購入した時はクリーンディーゼルの給付金が十数万円もあり、安全装備も標準で充実していてコスパはとても良かったです。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ディーゼルで走行距離が増えてくると煤問題に困ることもありますが、そのメンテナンスも含めて楽しんでいます。初期型に比べて年々進化しているので、運転する事が好きな方にはおすすめです」
■2013年式 XD プロアクティブ AWD 「SUVはMAZDA車をはじめ他メーカー車にも多く試乗してみましたが、CX-5 XDは国産車ではイチ押しです」
ニックネーム: sf214 年式・グレード:2013年式 XD プロアクティブ AWD 性別:男性(60歳~) 居住地域:北海道
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費:14.0km/ℓ(最近は市内近郊のみ。高速遠出の場合は17㎞/ℓ)
長所:①デザインが良い。ほぼ10年経過するが古さをまったく感じさせない。②サイズのバランスが良いため運転しやすい。着座位置、車幅、全長の比率が絶妙。③加速、燃費が良い。低回転域からの加速が良いので疲れない。燃費が非常に良い。
短所:①運転席から右斜め前方、左斜め前方のフレームが太いため視界が悪い。②オイル交換が5,000㎞ごとであることと、MAZDA純正オイルが義務付けされているため、せっかくの良燃費が相殺されてしまうのが残念です。
評価
外観:★★★★★ 最新のMAZDA車よりよい
室内:★★★★★ 余計なものがなく、シンプルで操作しやすい。
走行性能:★★★★★ 静粛性加速性よい、降雪時やアイスバーンに強い。
燃費性能:★★★★★ 2.2ℓ車として期待値を大きく上回った。
装備:★★★★★ 必要最低限で好感が持てる。
満足度:★★★★★ 中古にしては予想より高かったが、結果的にコスパ最高。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「SUVはMAZDA車をはじめ他メーカー車にも多く試乗してみましたが、CX-5 XDは国産車ではイチ押しです。次期改良版ではCX-60に搭載された電子クラッチが実現したら、市街地でも軽く20㎞/ℓをクリアすると思われ楽しみです」
■2013年式 XD L 「高速道路での走行が得意で、燃費は24.0km/ℓを超えることがありました」
ニックネーム:PP 年式・グレード:2013年式 XD L 性別:男性(60歳~) 居住地域:宮城県
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費:17.0km/ℓ(郊外での走行が多い)
長所:ディーゼルのため燃費が良く、太いトルクでぐいぐいワインディングを走れ、車高が高い割にはよく走ります。高速道路での走行が得意で、燃費は24.0km/ℓを超えることがありました。無給で1000km走行できます。
短所:短距離走行が多いと煤の堆積・付着の心配がある。DPF再生時は燃費が低下することがあり、市街地では燃費の向上は期待できない。アイドリングストップのために容量の大きいバッテリーが使われているため、交換時にコストがかかる。
評価
外観:★★★★☆ スタイリッシュで長年乗っても飽きがこない。
室内:★★★☆☆ 最近のモデルと比べると普通(チープ?)。
走行性能:★★★★★ 13万kmくらいまでは大満足。
燃費性能:★★★★☆ 16万km越えで、燃費の低下が気になる。
装備:★★★☆☆ 今となっては普通。購入当時は装備は良かったが…。
満足度:★★★★☆ 9年経過しても概ね満足。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ディーゼルは長距離乗る人におすすめ」
■2013年式 XD 「トルクのあるエンジンは町中から高速まで乗りやすく、必要十分にパワフル」
ニックネーム: Mi 年式・グレード:2013年式 XD 性別:男性(60歳~) 居住地域:群馬県
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費: 13.0~14.0km/ℓ(10Km前後が半分。チョイノリが三割。残りがロング)
長所:デザインが好み。ここからはじまった鼓動デザインは今も古さを感じない。このタイプのクルマとしては荷室が広い。荷室形状は凸凹をなくせばさらに良かった。トルクのあるエンジンは町中から高速まで乗りやすく、必要十分にパワフル。
短所:走行距離に従ってパワーダウンとレスポンス低下。経年劣化としてはやや大きいか。また燃費も低下しているが、純粋な低下よりもDPF再生の回数が増えたことによる燃料の消費増が大きく影響していると感じる。プラのライトはやはり曇りが出てくる。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆ 外観にも言えるが、細かいパネルの合わせとかやや気になる。
走行性能:★★★★☆ うるさくは無いが、音質はやはりディーゼルエンジン。
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆ 当時はこんなものでも結構先端。
満足度:★★★☆☆ 燃費はそこそこ良いが、オイルが高価、バッテリーが高価などトータルコストが良いかは判らない。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「今からこの型式のCX-5を買う人は少ないと思われるが、走行の多い車は性能低下に注意。出来れば現行車種か低走行車と乗り比べるべき」
■2012年式 XD 「エンジンをかけたら30分以上運転する人にはディーゼルがオススメ。30分以上運転しない人はガソリン車を選んだほうがいいです」
ニックネーム: satoshi 年式・グレード:2012年式 XD 性別:男性(30代) 居住地域:神奈川県
排気量:2.2ℓトランスミッション:AT
平均燃費:18.2km/ℓ(ほぼ送迎と買い物のみ)
長所:ディーゼルの大トルクで乗りやすく加速がいい。燃費はそこそこだか、軽油のためガソリンに換算すると燃費は25km/ℓになるため満足。積載量も必要十分。内装はそれなりに高級感もあるので年式は古いが満足している。
短所:リコールが多い。年に1回は案内が届く。DPDの煤詰まりや再生頻度が多いため、今の使い方にアンマッチ。長距離を長く走る人にはオススメだか、短距離走行が多い人は注意。エンジントラブルが多く、エアコン故障、ヘッドガスケットからLLC漏れ、コンロッドメタル焼き付き、ガムノーズ異常摩耗など。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★★
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「エンジンをかけたら30分以上運転する人にはディーゼルがオススメ。30分以上運転しない人はガソリン車を選んだほうがいいです」