日産自動車が千葉県らと南房総エリアで観光地の脱炭素化を促進するEV優遇施策を開始

日産自動車、千葉県、株式会社マップルは1月11日、千葉県南房総エリアの宿泊施設や飲食店、レジャー施設等に、環境に配慮した電気自動車(EV)で訪れた際に受けられるEV優遇施策を開始した。

EV利用者が対象となる宿泊施設や飲食店等でEV利用証明書を提示すると、割引やプレゼントなどの特別な「おもてなし」を受けられる

千葉県南房総エリアでのEV優遇施策リーフレット(PDFはこちら

日産自動車は昨年5月に千葉県と「包括連携協定」を締結し、EVを活用し環境保全を図りながら地域社会・経済の活性化を通じ持続可能なまちづくりを目指し、県内の販売会社である千葉日産自動車、日産サティオ千葉、日産プリンス千葉販売とともに、同施策のPRを行っていく。

また、千葉県は脱炭素社会実現に向けた取り組みとして、株式会社マップルと「電気自動車充電設備導入促進に関する協定」を締結し、EVの普及や観光地での充電インフラ拡充を促進している。

千葉県南房総ドライブマップWebサイト

このたび、千葉県南房総エリアでスタートする施策は、EV利用者が対象となる宿泊施設や飲食店等でEV利用証明書を提示すると、割引やプレゼントなどの特別な「おもてなし」を受けられる取り組み。なお、Nissan Connect EVアプリの利用者はEV利用証明として「ブルー・スイッチカード」の掲示でもこのサービスを受けることが可能だ。

日産自動車は、2018年5月に日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を発表し、EV普及を通じた脱炭素化、エネルギーマネジメント、災害対策、サステナブルツーリズムの促進、地方での交通課題など地域課題を解決するため、全国の自治体や企業と協力して社会の変革に積極的に取り組んでいる。走行中の二酸化炭素排出がゼロであるEVを観光地で優遇する施策は、2021年3月阿蘇市での開始を皮切りに、2022年9月に佐世保市、昨年10月には一般社団法人 日本観光自動車道協会に属する全国18の観光自動車道路へと拡大している。

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