電動モータースポーツの最高峰に位置しているFIAフォーミュラE世界選手権。発足から10年目を迎えた今年、シリーズは初めて日本に上陸する。
フォーミュラEの2024年シーズン＝シーズン10は1月13日のメキシコシティE-Prixで開幕。選手権は今後、サウジアラビアのディルイーヤとブラジルのサンパウロでレースを行った後、3月30日に東京ビッグサイトを中心に開催される東京E-Prixを迎える。
それに先駆けて1月18日、「TOKYO ZEV ACTION×フォーミュラE 東京大会PRイベント オープニングセレモニー」が東京都庁で実施された。このイベントには小池百合子東京都知事のほか、フォーミュラEオペレーションズのCEOを務めるジェフ・ドッズ氏が出席。日本初の四輪による公道レースをアピールした。
ドッズ氏はフォーミュラE発足当初に掲げた目標のひとつである「気候変動とEVへの移行の重要性について人々に伝えていく」という点について言及。
「これは非常に難しく、時間のかかること。しかし、小池知事を始めとした皆さんとともに、このZEVイベントを我々の取り組みを加速させるひとつの機会とし、このストーリーを東京から始めることにワクワクしている」
「2カ月後には、世界最高レベルのドライバー22人が東京のサーキットを走る。我々にとっては日本で初めてのレースとなるが、東京の中心地でレースが行われるのも初めてのことと思う」
「チケットの先行予約が始まる今日は我々にとっても特別な日。EVが持つ優れたパワーを都心で感じられるこのイベントには、大勢の方に来ていただきたいと考えている」
東京E-Prixのチケットはイープラスにおいて先行抽選販売が開始された。価格は一般（25歳以上）で1万2000円から、U15（15歳-3歳）6000円からという設定。また、通常の観戦券のほか、専用ラウンジの利用権などが特典としてつくスペシャルチケットも展開されている。
また、このイベントではレーシングシミュレーターが設置された。これには東京ビッグサイトとその周辺道路を用いた東京E-Prixのコースが再現されており、小池知事も体験した。このシミュレーターは24日まで都庁に置かれる予定だ。
なお、東京E-Prix当日である3月30日と翌31日には、レース開催地である東京ビッグサイトで「E-Tokyo Festival 2024」も開かれる。これは次世代モビリティの試乗や音楽ライブ、レースのパブリックビューイングが行われるほか、子供向けの職業体験や謎解きなどが企画されている応援イベント。こちらの入場料は無料とされている。
チケット種別および価格 ●カテゴリーＡ＋ 84,500（別途チャージ料 \3,300） チケット購入特典 ・カテゴリーＡ指定席券 ・「＋」購入者専用入場レーンのご利用 ・専用スペース「リチャージシーティングエリア」のご利用 ・ピットレーン内で行われるドライバーサイン会への参加 ・ゲームアリーナへのVIPアクセス権 ・表彰台前専用エリアへのアクセス ・オリジナルストラップ ・ランチBOXと2ドリンク ●カテゴリーＢ＋ \73,000（別途チャージ料 \3,300） チケット購入特典 ・カテゴリーB指定席券 ・「＋」購入者専用入場レーンのご利用 ・専用スペース「リチャージシーティングエリア」のご利用 ・ピットウォークへの参加 ・ゲームアリーナへのVIPアクセス権 ・表彰台前専用エリアへのアクセス ・オリジナルストラップ ・ランチBOXと2ドリンク ●カテゴリーＡ／カテゴリーＡ(車椅子) \24,000（別途チャージ料 \2,200） ●カテゴリーB 一般(25歳以上)：\18,000 U24(24歳-16歳)：\13,500 U15(15歳-3歳)：\9,000 （別途チャージ料 \1,100） ●カテゴリーC／カテゴリーC(車椅子) 一般(25歳以上)：\12,000 U24(24歳-16歳)：\9,000 U15(15歳-3歳)：\6,000 （別途チャージ料 \1,100） ●カテゴリーD＋(立見席) \46,000（別途チャージ料 \2,200） チケット購入特典 ・スタンディングエリア入場券 ・「＋」購入者専用入場レーンのご利用 ・専用スペース「リチャージシーティングエリア」のご利用 ・ゲームアリーナへのVIPアクセス権 ・表彰台前専用エリアへのアクセス ・オリジナルストラップ ・ランチBOXと2ドリンク