あなたの愛車はロービームで車検に通りますか? 純正バルブとほぼ同サイズで光束維持率もキープした新基準対応LEDバルブ【CarGoodsMagazine】

2024年8月より、車検でのヘッドライト検査の方法が変わるのをご存じだろうか? これまでハイビームのみの計測だったのが、今後のヘッドライト検査はすべてロービームでの計測になる。そこで自分の愛車が対応できるか不安に思っている人も多いはず。しかしレーシングギアの最新LEDヘッド&フォグバルブなら新車検にもしっかり対応。その実力をテスターに掛けて確認してみた。

今後はロービームのみの計測となるので従来品は不合格になる場合も

実は2018年9月より、従来のハイビームのみの計測から、ロービームでの計測に変更されていたのだが、計測にはロービーム用の測定器が必要なため、これまでは過渡期として両方認められていた。しかし、2024年8月以降はハイビーム計測が廃止されて、ロービームのみの計測となるのだ。そこで不安になるのが、自分の愛車が車検に通るのかということ。
特に純正バルブからLEDなどに交換している場合、従来の商品はハイビームを基準に作られていることが多く、車検に通らない場合もあるのだ。そこで注目したいのが“ロービーム車検”対応のLEDバルブである。

レーシングギア『コンパクトスター ヘッド&フォグ(価格:9680円/税込)』
バルブタイプはH1、H3、H4、H7、H8/9/11/16、HB3/4、HIR2の計7種類。H4のみ12V/24V兼用で、他は12V専用。発光色は6000K(白色)と3800K(電球色)の2種類を用意。

ほとんどのハロゲンバルブに対応できる7タイプを用意

レーシングギアの最新LEDヘッド&フォグバルブ『コンパクトスター ヘッド&フォグ』は、ほとんどのハロゲンバルブに対応できる7タイプをラインアップ。もちろんすべてロービーム車検対応で、純正バルブと変わらない配光特性をキープ。さらに全モデル放熱ファンを内蔵しており、安定した明るさを実現。さらに全モデルドライバーユニット内蔵で、サイズは純正品とほとんど変わらないので交換の手間も掛からないと、いいこと尽くめなのだ。

全モデルに電動放熱ファンを装備。さらにドライバーユニットも内蔵しながら、純正バルブとほとんど変わらない大きさを実現している。

光軸を調整することなくそのまま測定してみた!

レーシングギアではロービーム測定に対応した最新の測定器を導入しており、実際に最新LEDバルブをテストしてみた。
まずは基準となる純正ハロゲンバルブの測定値と配光分布を確認。光度測定点が+、カットラインがグリーンの線で表示される。

純正ハロゲンバルブの測定値と配光分布。

次に『コンパクトスター ヘッド&フォグ』(H4)を装着。光軸調整はまったく行わない状態で、ほぼ純正バルブと変わらないカットラインを実現していることが分かる。

『コンパクトスター ヘッド&フォグ』(H4)装着時の測定値と配光分布。配光はほとんど変わらないのに、明るさは約2倍以上もアップしているのだ。

そしてもうひとつの驚きはその明るさ。227hcd(2万2700カンデラ)から537hcd(5万3700カンデラ)と約2倍以上もアップしているのだ。さらに初期の明るさをどれだけ維持できるかの比率である光束維持率は、全モデル95%以上を達成。電動ファン内蔵や優れた放熱性などにより、成し得た結果なのである。

『コンパクトスター ヘッド&フォグ』(H4)の点灯から20分後の測定値。明るさが537hcd(5万3700カンデラ)から511hcd(5万1100カンデラ)まで下がったが、その後は数値をキープ。光束維持率はスペック通り、約95%だった。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…