バッテリーEV(BEV)によるモータースポーツの最高峰であるFIAフォーミュラE世界選手権。同シリーズの2024年シーズンはすでに始まっているが、3月30日には今季第5戦として東京大会が初めて開催される。
フォーミュラEは通常のサーキットだけでなく、市街地でも多くのイベントを開催するのが特徴。日本には鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなど、世界的にも有名な国際レーシングコースが存在するが、東京大会=東京E-Prixは有明の東京ビッグサイトを中心に、同施設の敷地とその周辺道路を用いて構成された市街地サーキットが舞台となる。日本の四輪レース史上初の「市街地レース」となるため、モータースポーツ界のみならず、社会的にも注目度の高いイベントとなっている。
そんな歴史的なイベントである同大会の観戦チケットの一般販売が2月1日の12時に開始されたが、わずか3分で完売。また、1月18日から25日まで実施されていた先行抽選販売では当選倍率が数十倍となっていたとのことで、東京の公道を封鎖してのレースイベントへの関心、そしてフォーミュラEの人気の高さが証明されたかたちとなった。
なお、フォーミュラEの魅力が30秒に凝縮された東京E-PrixのTVCMも公開されている。