新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ

第6世代となるBMW 5シリーズ・ツーリングでは、プレミアム・ミッドレンジ・セグメントにおけるドライビング・プレジャー、スポーティ・エレガンスを両立させ、モダンな機能性の象徴としてデビューする。新型5シリーズ・ツーリングでは、これまで以上に先進的で、数々のデジタル革新、自動運転と自動駐車のための先駆的なシステムを搭載し、そしてBMW i5ツーリングという初のオール・エレクトリック・ドライブを実装している。フレキシブルなドライブ・アーキテクチャにより、高効率のガソリンおよびディーゼルエンジン、プラグイン式ハイブリッドシステム、純粋な電気駆動システムを搭載したモデルバリエーションがラインナップされる。

サイズ拡大により、流麗で伸びやかなボディプロポーションに

新型BMW 5シリーズ・ツーリングのエクステリアを特徴づけているのは、ダイナミックに伸びたプロポーションと、ゆったりとデザインされたサーフェスだ。先代モデルと比較して、新型5シリーズ・ツーリングは全長+97mm(5,060mm)、全幅+32mm(1,900mm)、全高+17mm(1,515mm)アップしている。ニューBMW 5シリーズ ツーリングのホイールベースはクラス最長の2,995mmで、20mm延長されている。

特長的なフロントエンドに、ほぼ垂直に配置された2つのLEDエレメントは、それぞれ方向指示器とデイタイム・ランニング・ライトとして機能する。サイドビューでは、フラットなウィンドウ・グラフィックと長いルーフスポイラーが、スポーティかつエレガントな2ボックスデザインを強調している。力強く造形されたリアホイールアーチは、フラットなリアウィンドウとともに、このクルマのワイドな体格を強調している。

ボディペイントには、3種類のBMWインディビジュアル塗装が用意されている。BEV・PHEVモデルには、18インチおよび19インチのライト・アロイホイールが標準装備され、オプションで最大21インチサイズも選択可能だ。さらに、Mスポーツ・パッケージ、Mカーボン・エクステリア・パッケージなどのオプション装備でルックスをさらにアグレッシブにすることもできる。

新型BMW 5シリーズ・ツーリング ギャラリー(全17枚)

1 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の1枚めの画像

2 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の2枚めの画像

3 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の3枚めの画像

4 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の4枚めの画像

5 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の5枚めの画像

6 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の6枚めの画像

7 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の7枚めの画像

8 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の8枚めの画像

9 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の9枚めの画像

10 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の10枚めの画像

11 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の11枚めの画像

12 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の12枚めの画像

13 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の13枚めの画像

14 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の14枚めの画像

15 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の15枚めの画像

16 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の16枚めの画像

17 / 17

「新型BMW 5シリーズ・ツーリング登場!ツーリング初となるBEV「i5」をラインナップ」の17枚めの画像

スポーツ性能と快適な居住性を融合させたハイテクインテリア

先進的でドライバー志向のコックピットデザインの中心にあるのは、BMWカーブド・ディスプレイだ。12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと、対角14.9インチのコントロール・ディスプレイは、完全なデジタルネットワークを形成している。インテリアのモダンプレミアムな雰囲気は、標準装備された新しいスポーツシート、下部がフラットになったステアリングホイール、オプションのBMWインタラクションバーによってさらに強調されている。

拡張されたホイールベースにより、リアシートの居住性も申し分なし。さらに、広いラゲッジ・コンパートメント開口部と低いシルの組み合わせにより、大きな荷物も簡単に収納することができる。駆動方式にかかわらず、ニューBMW 5シリーズ ツーリングの全バリエーションで、ラゲッジ・コンパートメントの容積を570リッターから最大1,700リッターまで拡大することができる。自動テールゲート操作に加え、ラゲッジ・コンパートメントから40 : 20 : 40分割式リア・シート・バックレストのリモート・ロック解除も標準装備されている。

フレキシブルな、ディーゼル・BEV・PHEVパワートレインをラインナップ

新型BMW i5ツーリングは、セグメントで初のオールエレクトリックモデルとして、2つのバージョンが用意される。BMW i5 M60 xDriveツーリングでは、フロントアクスルとリアアクスルに搭載された2つの高度に統合されたドライブユニットが、最大442kW/601PSの電気式全輪駆動を構成。MローンチコントロールまたはMスポーツブーストを作動させると、システムトルクは820Nmにまで向上する。トップモデルは、0-100km/h加速を3.9秒で達成し、最高速度は電子制御により時速230 kmに制限されている。新型i5 eDrive40 ツーリングの電気モーターはリアアクスルに搭載され、最高出力250kW/340PS、最大トルク430 Nm(スポーツブースト/ローンチコントロール機能付き)を発生する。0-100km/h加速は6.1秒で達成する。

両モデルとも、アンダーボディに配置された高電圧バッテリーは81.2 kWhの使用可能エネルギーを供給する。効率的な電気モーター、アダプティブ・リキュペレーション、室内を冷暖房するヒート・ポンプ技術に加えて、駆動装置と高電圧バッテリーもBMW i5ツーリングの長距離走行性能に貢献している。WLTP試験方法による航続可能距離は、BMW i5 M60 xDriveツーリングが445~506 km、BMW i5 eDrive40ツーリングが483~560 kmを達成している。

バッテリーは、標準では最大11 kW、オプションで最大22 kWの出力で交流充電することができる。高電圧バッテリーは、最大205 kWの出力で直流充電が可能。高電圧バッテリーの予期熱管理は、急速充電ステーション使用時の効率を最適化する。その他のパワートレインには、48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジー搭載の新型ディーゼル・エンジンが用意されたほか、2024年夏には、直列6気筒ディーゼルエンジンと最新世代のプラグインハイブリッドモデルが追加される。

130km/hまでの半自動運転とパーキングシステムが充実

新型5シリーズ・ツーリングに標準装備またはオプションとして用意されている半自動運転と駐車のためのシステムは、その幅広い機能の信頼性を確立させており、ステアリングアシスト、キープレーンアシスト、ストップ&ゴー機能付車間距離制御を含むオプションのドライビング・アシスタント・プロフェッショナルだ。アメリカ、カナダ、ドイツでは、ハイウェイ・アシスタントを利用することができ、構造的に車線が区切られた高速道路でドライバーのステアリング操作を軽減する。130km/hまでの速度域では、交通状況を注視している限り、ステアリングホイールから手を離して快適に操作することが可能だ。

さらに、スタートモニタリング、トレーラーアシスタント、バック・アシストカメラを含むパーキングアシスタントが標準装備されている。オプションのパーキング・アシスタント・プロフェッショナルを使用すると、車外からスマートフォンを使って200mまでの自動駐車と操縦をコントロールすることができる。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部