FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)に参戦しているアストンマーティンF1チームが、2024年シーズンに投入する新型マシン「AMR24」を公開した。
アストンマーティンブランドは2021年にF1に復帰した。2023年は元F1世界王者のフェルナンド・アロンソと若手ランス・ストロールというラインアップでエントリー。開幕戦バーレーンGPでアロンソが3位表彰台を獲得するなど、シーズン前半は高い競争力を示した。後半戦はライバルたちの後塵を拝するレースが多くなったが、最終的にコンストラクターズランキング5位となり、ドライバーズランキングではアロンソが4位、ストロールが10位に食い込んだ。
そして今年2月12日、アストンマーティンは2024年型マシンAMR24を発表した。このマシンは昨季合計8度のポディウムフィニッシュを果たしたAMR23と同じデザイン哲学に基づき設計されているが、車体の大部分を刷新。より軽量で空力効率に優れ、またサーキット特性によりパフォーマンスが左右されづらいマシンに仕上げられている。
チームはすでにイギリスのシルバーストンでAMR24のシェイクダウンを完了させている。昨年から引き続き2024年もレギュラードライバーを務めるアロンソとストロールがステアリングを握り、合計200kmを走破したという。