メルセデス・ベンツのミドルサイズSUV「GLC」に高性能プラグインハイブリッドモデル「AMG GLC 63 S Eパフォーマンス」が追加!

メルセデス・ベンツ日本は2月15日、メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズ SUV「GLC」のラインナップに、高性能スポーツモデルとしてプラグインハイブリッド仕様の「メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス」(以下GLC 63 S E)を追加し、同日発売した。税込車両価格は1780万円。

2.0ℓターボエンジンにモーター組み合わせるパワーユニットは総合で680ps/1020Nmを発生。0-100km/h加速タイムは3.5秒!

GLC 63 S Eの駆動システムは、2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンに、交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、それにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+を組み合わせたもの。2.0ℓターボエンジンと電気モーターの組み合わせによるパワーユニットは、総合で680ps/1020Nmを発生。0-100km/h加速をわずか3.5秒(欧州仕様)でこなす。

バッテリー容量は6.1kWhで、航続距離を最大化することよりも、速やかな放電と充電を行えることを重点に設計されたもの。EV走行可能距離は16km(WLTCモード)と実用的なレベルを確保しており、例えば深夜や早朝の住宅地などでは静かに排出ガスを出さずに走行することができる。また、充電は交流充電による3.7kWに対応している。

エクステリアは、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリル、フロントスポイラーリップを採用し、メルセデスAMGのパフォーマンスモデルであることを明確に主張。アグレッシブなドライビングを掻き立てるルックスを実現している。

全長は30mm拡大され、フロントフェンダーにはGLC 63 S E専用の「TURBO E PERFORMANCE」サイドエンブレムが入るほか、21インチAMGアルミホイールを採用。また、ホイールアーチは先代モデルのブラックからボディ同色になり、都会的なエクステリアを演出している。

リヤエンドには、パフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁取られた「GLC 63 S」のエンブレム、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、マットブラックのコントラストが鮮烈なエプロン、ふたつの台形のデュアルテールパイプがデザインを引き締めている。

※写真は欧州仕様。日本仕様は右ハンドル

ダッシュボードは上下2パートに分かれている。上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置されており、さらに ARTICOの表皮を施すことにより、スポーティかつ上質なインテリアを演出。

下部には大きなインテリアトリムがあしらわれており、センターコンソールからダッシュボードへと途切れなく続く。また、ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度ドライバー側に傾けたデザインを採用。運転席に備わる12.3インチの大型コックピットディスプレイは自立型で、ダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいるように見える。コックピットディスプレイとメディアディスプレイは 5つのスタイル(ジェントル、スポーティ、クラシック、 Supersport、 Offroad)と 3つのモード(ナビゲーション、アシスト、サービス)の中から選択することでカスタマイズできる。

ステアリングホイールは、グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGパフォーマンスステアリングを採用。ステアリングホイールから手を離さずにメニューやMBUXの各機能を操作できるマルチファンクションステアリング機能はもちろん、AMG専用のドライブコントロールスイッチを標準装備している。

シートはサポート性に優れ、サーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できる一方で、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えたAMG専用ナッパレザースポーツシートを標準装備。また、ホールド性を高め、電動調整機能を備えた AMGパフォーマンスシートがオプションで選べる。

メルセデス・ベンツ公式サイト「メルセデスAMG GLC」

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