FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)に参戦するレッドブルが2024年シーズンに投入する新型マシン「RB20」をお披露目した。
2022年にシャシーのレギュレーションが大幅に改められてから、レッドブルは2年連続でコンストラクターズ選手権を制覇。とくに2023年は22戦中21勝という驚異的な強さでシリーズを席巻した。ドライバーズ選手権ではエースのマックス・フェルスタッペンが19勝を挙げて3年連続となるワールドチャンピオンを獲得。ベテランのセルジオ・ペレスも2勝を果たし、フェルスタッペンに次ぐランキング2位となった。
チームにとってF1での20シーズン目となる2024年に、レッドブルは新型マシンRB20を投入する。フロントのウィングとサスペンションは昨季のRB19からわずかな変更を加えるのみにとどまった一方、現行規定で最も重要な領域であるフロアが刷新されたほか、サイドポッドの形状も大きく変化している。
レッドブルはRB20のシェイクダウンをすでに完了させており、バーレーンで行われる2月21日から23日のプレシーズンテスト、そして2月29日から3月2日の開幕戦バーレーンGPに臨む。