IT、MaaS領域といった専門人材の採用活動に加え、電動化領域を含む新たなビジネスパートナーとの交流、新事業開拓、社内ワークショップなど、社内外の共創を促進する活動を予定
マツダは、「走る歓びで移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」を2030 VISIONとして掲げ、マツダと関わるすべての方々が心身ともにいきいきと過ごし、一瞬一瞬、日々を前向きに過ごせている状態を理想として、その実現を目指している。
これまで同社は、「ものづくり」における取引先やパートナー企業との共創による価値創造を強みとしてきた。しかし近年、デジタル技術の急速な進化や、カスタマーのクルマに求める期待が多様化するなか、自動車産業の枠を超えた新たな価値を創造し実現していくことが求められている。
そこで、従来の自動車ビジネスの枠組みを大きく超え、多種多様な人材や事業パートナーの方々と出会い、共創活動を加速するため、東京・六本木ヒルズに新たな拠点＝『マツダイノベーションスペース東京』を開設した。同拠点では、IT、MaaS(Mobility as a Service※)領域といった専門人材の採用活動に加え、電動化領域を含む新たなビジネスパートナーとの交流、新事業開拓、社内ワークショップなど、社内外の共創を促進する活動を予定している。
※地域住民や旅行者一人ひとりのトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行なうサービスのこと。
人事領域を担当する竹内都美子執行役員はこのように述べている。
「新拠点のコンセプトは、“新たな価値創造に挑戦する仲間づくりの場”です。この実現のため、まず社員一人ひとりがいきいきと働くことが出来る風土づくりを進めます。そして社員の前向きなエネルギーが、ここ『マツダイノベーションスペース東京』から、自動車業界の枠を超え、新たなビジネスパートナーの皆さまや、新卒採用・転職希望の方など未来の仲間へ広がり、共にイノベーションを生み出す活動を加速させていきます。マツダは多様な働き方、人材が活躍できる、どこよりも“ひと”がいきいきしている企業を目指し、前向きに今日を生きる人の輪を広げてまいります」
●マツダイノベーションスペース東京
・所在地：東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー33階
・延床面積:127坪(420㎡)