FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)は2月22日、バーレーン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストを実施。フェラーリのカルロス・サインツが1分29秒921を記録し、この日の総合トップとなった。
F1は21日から23日までシーズン開幕前のテストを行っている。2日目となったこの日は17名のドライバーが走行。レギュラードライバーをふたりとも起用するチームが多かったが、レッドブルはセルジオ・ペレス、メルセデスはルイス・ハミルトン、ウィリアムズはローガン・サージェントのみがステアリングを握った。
午前のセッションは、ターン11に位置する排水溝のカバーが浮き上がり、それにフェラーリのシャルル・ルクレールのマシンがぶつかってフロアを破損するアクシデントが発生。コースの修復のために午前のセッションは切り上げられ、午後のセッションを予定よりも早く始めるというスケジュール変更がなされた。
午後には、5種類のドライタイヤのうち2番目に柔らかいC4タイヤを使って、サインツが1分29秒921をマーク。これがこの日の最速タイムとなった。
2番手にはこの日が開幕前テスト初走行となったペレス、3番手には同じく初走行のハミルトンが続いた。
なお、ビザ・キャッシュアップRBから参戦する角田裕毅は合計40周を走行。角田のベストタイムはC2タイヤを使って記録した1分38秒074で、総合17番手となった。
2024年FIAフォーミュラ1世界選手権 プレシーズンテスト 2日目 総合結果
Pos. | No. | Driver | Team | Time / Tyre | Laps |
1 | 55 | C.サインツ | フェラーリ | 1’29″921/C4 | 84 |
2 | 11 | S.ペレス | レッドブル | 1’30″679/C3 | 129 |
3 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’31″066/C3 | 123 |
4 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’31″256/C3 | 52 |
5 | 3 | D.リカルド | RB | 1’31″361/C4 | 88 |
6 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’31″750/C3 | 54 |
7 | 18 | L.ストロール | アストンマーティン | 1’32″029/C3 | 96 |
8 | 31 | E.オコン | アルピーヌ | 1’32″061/C3 | 78 |
9 | 77 | V.ボッタス | ステーク | 1’32″227/C3 | 97 |
10 | 81 | O.ピアストリ | マクラーレン | 1’32″328/C3 | 35 |
11 | 2 | L.サージェント | ウィリアムズ | 1’32″578/C4 | 117 |
12 | 14 | F.アロンソ | アストンマーティン | 1’33″053/C3 | 31 |
13 | 24 | 周冠宇 | ステーク | 1’33″715/C3 | 38 |
14 | 10 | P.ガスリー | アルピーヌ | 1’33″804/C3 | 33 |
15 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’36″611/C3 | 93 |
16 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ハース | 1’37″509/C3 | 31 |
17 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1’38″074/C2 | 40 |