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選択基準は豊富なサイズバリエーション
これまでは手頃なモデルのほとんどがペルチェ式を採用していたため、その冷蔵能力は外気温からマイナス15℃程度が限界であった。このスペックでは40℃にも近く酷暑の夏場では食材が傷んでしまう恐れもある。もちろん冷房の効いた車内で活用するなら問題はないものの、屋外で利用することを考えるとり、気温上昇が顕著になった現在では若干役不足というわけだ。そこで注目したいのが、氷点下保冷が可能なコンプレッサー式のフリーザーだ。
価格帯も落ち着いて選択肢はいっそう充実
ちなみにコンプレッサー式とは、いわゆる家庭の冷蔵庫と同様の機構で、冷媒を高圧で循環させ気化熱によって冷やすタイプ。そのため冷却効率が高く、外気温に左右されることなく氷点下での温度設定も可能なのだ。最近ではコンプレッサー式の価格帯も手頃になりはじめたため、夏場のレジャーで活用を考えたらこちらを導入するのがベストと言えるだろう。
そんなコンプレッサー式フリーザーの選択肢は、携行性と容量のバランスを確認するのがオススメ。特にアウトドアで使用するなら、ひとりでも持ち運べるサイズが使いやすいだろう。特にボディサイズはクルマへの積載を考えることも必要。大きすぎて積み込めなかったなんてことになると、せっかくの装備も宝の持ち腐れになってしまうのだ。もちろんサイズや機能性によっては価格帯は大きく変わるが、ひと昔前と比べれば大幅にリーズナブルな商品が増えているのは最近の傾向だ。
進化した機能も選択基準
もちろん価格帯だけでなく、最新モデルでは大幅な進化も果たしているのは、コンプレッサー式が買いと言える理由でもある。例えば省スペースで手軽に持ち運びたい人にはポータブルモデルを、さらに容量によって様々な選択肢が用意されているのだ。また、モデルによっては2室や3室に別れてそれぞれを独立して温度設定できるものも登場している。このように用途に応じて選べるバリエーションが揃っているため、今ならベストなフリーザーを手に入れることができるというわけだ。