目次
ユニークな参加型イベントが目白押し!
見て、聞いて、触れて、体感できるモータースポーツ
日本におけるモータースポーツ文化の活性化や各企業・団体の取り組みを浸透させるべく『モータースポーツジャパン』がスタートしたのは、2006年のこと。2021年にJAF(日本自動車連盟)が主催となってからは3度目の実施で、開催時期もレースシーズン前の2月下旬に移行された。
オープニングのステージでは、JAF専務理事の島 雅之さん、JAFモータースポーツ振興小委員会の鈴木亜久里さんが登壇してご挨拶。「2024年はWRC、WEC、F1、フォーミュラEと、国際レースが日本国内で4つも開催される、重要なターニングポイントとなる年。日本にモータースポーツをもっと根付かせていきたい」と意気込みを語った。このほか、小池都知事や近藤真彦さんのビデオメッセージも届いていた。
現役競技車両から往年の名車まで、さまざまなマシンがその姿を披露!
エンジン始動デモンストレーションに迫力の走行シーンも
お台場特設会場(青海地区NOP街区)内に設けられたコースでは、たくさんのレーシングカーによるデモンストレーション走行が行われ、ファンの視線を集めた。
全日本ジムカーナ参戦車両とドライバーによるキレキレのスラローム、インタープロトシリーズやKYOJO CUPで熱い戦いを繰り広げている女性ドライバーたちのカッコいい走り、D1 GPで活躍中の下田紗弥加選手はド迫力のドリフトパフォーマンス、さらにエンディングでは「ジャパンモータースポーツヒストリー」と題し、往年のTOM’Sのル・マン参戦車両(エンジン始動デモのみ)やランサー・エボリューションIIIのグループAラリーカー、NISSANのフォーミュラEマシンなどが目の前を駆け抜けるという、神コンテンツが目白押し。
最新モデル試乗にカート体験など、参加型コンテンツも大人気
来場者が参加できる企画もたくさん用意され、高級車やハイパワースポーツ車などを試乗体験できる「ふれあい試乗会」、キッズが電動カートを体験できる「EVキッズカート」、スーパーフォーミュラマシンのコクピット乗り込み体験、18歳未満の若者にドライビングを体験してもらう「U-18運転予備校」といったメニューが揃い、どのエリアも行列ができるほどの盛況ぶり。
展示も体験も出展ブースも見どころたくさん
企業/団体/チームの出展ブースにも、見どころがいっぱい。かつて一世を風靡した伝説のレーシングカーや現役のスーパーGT参戦車両の展示、レーシングシミュレーターの体験と、盛りだくさん。
三菱自動車の4WD性能を体感するコーナーや、LUUPによる話題の電動キックボードを体感するコーナーなども、人気を集めていた。
いよいよ開幕するモータースポーツシーズンを前に、気分がブチ上がるイベントとなった『モータースポーツジャパン』。近年は各種ライブ配信によって、どこでもレースを楽しめる環境は整ってきたが、ぜひ実際に会場へ足を運び、その目で、耳で、モータースポーツの興奮をリアルに味わって欲しい!