FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン10第5戦東京E-Prixの開催まで1カ月となった3月1日、Formula E Operations Ltd.は同大会の観戦チケットを追加販売した。
これは、2月1日に一般販売した各種観戦チケットが発売からわずか3分で売り切れるという異例の事態を受けてのもの。観戦席を追加できないか模索していた主催者は、関係各所と連携してグランドスタンドを建設する用地を新たに確保し、3月1日にグランドスタンド2棟分のチケットを追加販売するに至った。
このたび用意されたのは『カテゴリーB』と『カテゴリーD+(立見席)』、そして『カテゴリーA 車椅子席』の3種。スタンド2棟分ということでそれなりの数が用意されていたはずだが、18時の発売から数十秒で一般席が完売。車椅子席も2分たらずで売り切れたという。
日本では初めての本格的な市街地レースである東京E-Prix。再びのチケット“瞬殺劇”によって、その注目度の高さがあらためて浮き彫りになった。