グッドイヤーは、グローバルで掲げる「Goodyear Better Future」というCSRスローガンのもと、長年にわたり持続的に地域貢献活動に力を入れていた。
世界自然遺産への支援活動にも力を入れており、今回の小笠原諸島は、知床、白神山地、屋久島に続く世界自然遺産4ヵ所目の取り組みとなる。
日本の世界自然遺産は
白神山地(青森県・秋田県)1993年
屋久島(鹿児島県)1993年
知床(北海道)2005年
小笠原諸島(東京都)2011年
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(鹿児島県・沖縄県)2021年
だから、これで5ヵ所中4ヵ所となる。残りの奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島も、今年中に取り組みが始められる見込みだという。
小笠原村では、生態系を守るため、環境保護の一環として、個人の自動車の使用を控え、バスによる異動を推奨している。今回日本グッドイヤーは、小笠原村が運営するバス2台、公用車のワゴン車へのタイヤ供給を開始した。
目録贈呈式では日本グッドイヤーの人事本部長の大上竜介氏から、小笠原観光局公式キャラクターの「おがじろう」へ目録が渡された。
大上氏は
「今回、このような形で小笠原村の方に 貢献できる機会をいただきまして、本当にありがとうございます。とても嬉しいですし、かつ誇らしく思っております。自家用車ではなくてバスを活用するというそのアイデアと実行力、これは尊敬に値すると思っております。我々グッドイヤーの企業活動の基本理念である安全、教育、環境保全、これらをまさに具現化する素晴らしい活動だと感じております。小笠原村ではそれ以外にも色々な活動をやってらっしゃいますけれども、我々としても足元を支える、そういう支援を続けていきたいと思っております」
と述べた。
小笠原の渋谷正昭村長は、ビデオレターで
「日本グッドイヤー株式会社様、 この度は地域貢献活動でこの環境型タイヤをご寄贈いただきまして、誠にありがとうございます。村民、観光客に大いにこのバスを利用していただいて、地域のために活用していきたいと思っています。 また、グッドイヤー様の活動についても、このバスを通してぜひPRをさせていただきたいと思っています。 小笠原村ではこれからも地域振興のために頑張ってまいりますので、どうぞご協力をお願いいたします」
と応えていた。