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初のインド市場向けオーダーメイドモデル「オピュランス・エディション」
インド市場向けのオピュランス・エディションには、コンチネンタルGTスピード、フライングスパー・スピード、ベンテイガEWBアズールが3モデル、合計5台のみが限定生産される。この5台はすべてスカラベ・グリーンのエクステリア仕上げで、スカラベ甲虫の虹色に輝くグリーンの外骨格からインスピレーションを得てベントレーマリナーが独自に仕上げたモデルだ。マンダリンとカンブリアン・グリーンの特注インテリア・カラーは、インドのナショナル・カラーをオマージュしたものだ。
個性は異なるものの、オピュランス・エディションに含まれる5つのモデルには、特注の主要な要素が共通している。エクステリアには、ベントレー初のコーチビルトバルケッタ、バカラのために開発されたスカラブ・グリーンが採用されている。インテリアでは、インドのナショナルカラーであるオレンジとグリーンを表現。鏡のようなピアノブラックのトリムもカンブリアン・グリーンで仕上げられている。
コンチネンタルGTスピード「オピュランス・エディション」
最高出力659馬力のコンチネンタルGTスピードは、世界最高峰のラグジュアリーグランドツアラーの究極のパフォーマンスモデルであり、オピュランス・エディションはその個性を完璧に引き立ている。スカラブグリーンのエクステリアとダークティント仕上げの22インチSpeedホイールは、そのどっしりと構えた筋肉質なラインに視線を集中させ、LEDウェルカムランプとセルフレベリングホイールセンターバッジは、細部にまでこだわるマリナーらしいものだ。
運転席のドアを開けると、ピアノフィニッシュのカンブリアン・グリーンのフェイシアにローレット加工が施されたスイッチギアとインストルメントベゼルがプレミアムな質感を放っている。
フライングスパー・スピード「オピュランス・エディション」
フライングスパー・スピードのオピュランス・エディションには、ベゼルとスイッチギアに施されたダイヤモンドローレット加工、ベントレー独自の回転式ディスプレイなどが装備される。キャビン全体では、パーフォレーション加工が施され、キルティング加工が施されたシート表皮が、マンダリンのコントラストステッチが施されたサイドボルスターと刺繍が施されたヘッドレストに縁取られている。センターバッジ付きの22インチダークティントホイールがアグレッシブなスタイリングをさらに引き立てている。
ベンテイガEWB「オピュランス・エディション」
ベンテイガEWB(エクステンデッド・ホイールベース)は、圧倒的パフォーマンスを十分に発揮するが、オピュランス・エディションでは、スペース、ウェルビーイング、そして豊かなラグジュアリーに重点が置かれている。3台の生産が予定されているオピュランス・エディション仕様のベンテイガは4シーター構成で、マリナー・コンソールのボトルクーラーが2つのリアシートを仕切っている。キルティングシートのインナー部分の外側のダイヤモンドとAzureの刺繍が施されたヘッドレストにはカンブリアン・グリーンのコントラストステッチが施されている。