唐沢寿明氏が新型アコード発売記念イベントに登場! 冗談を交えつつ“NSX愛”も明らかに

11代目となる新型ホンダ・アコードが3月8日に発売される。それを記念したイベントが日比谷で開催され、ゲストとして俳優の唐沢寿明が出演。自身の愛車と比べて装備が充実した新型アコードは“夢のようなクルマ”なんだとか……。

ホンダは新型アコードの発売を翌日に控えた3月7日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷で発売記念イベントを行った。

同イベントには新型アコードの開発責任者を務めた横山尚希氏、モータージャーナリストの藤島知子氏、そして長年俳優として活躍している唐沢寿明氏が登壇し、トークショーを実施した。

登場直後に「“芸能界のミスターアコード”の唐沢寿明です」という自己紹介で場を盛り上げた唐沢氏は、ステージ上のアコードをしばらく無言で眺めたあと、「シンプルですね、随分」とコメントした。
「初めて(新型アコードの)実車を見ましたけど、いいじゃないですか、シンプルで。シンプル・イズ・ベスト!ごちゃごちゃしてませんし」と、率直な感想を述べた。

新型ホンダ・アコードの新開発「スポーツe:HEV」は、“プレミアムe:HEV”と呼んでいいほど上質だ

ホンダは独自のハイブリッドシステムをe:HEV(イー・エイチ・イー・ブイ)と名づけ、展開を広げている。最新の搭載事例が3月7日に発表された新型アコードだ。実はこのe:HEV、2021年に発売されたシビックからe:HEVの頭に「スポーツ」を付け、スポーツe:HEVを名乗っている。2023年に発売されたZR-Vに設定されているハイブリッドもスポーツe:HEVだ。アコードは、国内ではスポーツe:HEV適用第3弾ということになる。 TEXT & PHOTO:世良耕太(SERA Kota)PHOTO:Honda

今もNSXを乗り回す唐沢氏

唐沢氏は実は古くからのNSXオーナー。この日のトークショーでホンダ車にまつわるエピソードを尋ねられると「ホンダ車はNSX一択です」と答えると、続けてこれまでの愛車遍歴を披露した。
「まだお金がないころに一番最初に新古車でオートマで買ったのが、僕の最初のNSXです」
「速いなぁってまず思いましたね。あと乗り心地もいい。その後マニュアルに乗り換えて、最後はタイプRに乗り換えて……それで当時、うちの奥さんを乗せてあちこち行ってたんですけど、跳ねたりするんでちょっと腰が痛くって(笑)。それ(NSXタイプR)1台しか持っていなかったので、一旦やめようということになったんですけど、やっぱりどうしてもまた乗りたくなって、中古で買い直してまだ乗り回してます」

その後唐沢氏は、横山氏のレクチャーを受けながら、ホンダの国内向けモデルでは新型アコードが初めて搭載したGoogleの機能を実際に体験。アコードは音声入力によりGoogleマップのナビ機能はもちろん、エアコンやシートヒーター、オーディオなどを操作できるほか、航続可能距離の確認なども可能となっている。

限られた時間のなかで多くの機能に触れた唐沢氏は「便利だなって思いますね。こんなの自分のクルマ(NSX)にはついてないから(笑)」と冗談めかしながらコメントした。
「アコードはある意味、夢のようなクルマですよ。なんでもついてますもん」

アコード乗りに転身……?

そして終盤、横山氏がライフステージの変化により、自ら手掛けたアコードこそが自分にあった一台となっていることに言及。
「ロングドライブで疲れない、かつ気持ちいい部分があればいくらでも運転したくなっちゃうんですよね。それを叶えてくれるのがこのアコードなんです」と話した後、続けて「それで自分でも欲しいと思っていて、広報さんに『一台くれませんか?』ってお願いしてるんですけど……ダメですか?」とアプローチすると、担当者からOKサインが出て横山氏は見事、新型アコードを発売日前にゲットした。

そのやりとりを受けて唐沢氏は「すいません、僕にも一台くれませんか」とすかさず便乗。横山氏に続いてOKが出たことに「ホント!?くれるの!?」と困惑しながらも、新車獲得に歓喜。唐沢氏が無事、名実ともに“芸能界のミスターアコード”となり、イベントを締めくくるかたちとなった。

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