ランザドールは、同ブランドの第4のモデルとなる予定で、2+2のクロスオーバーEVだ。前後アクスルに電気モーターを積み、システム合計で約1360ps以上を発揮する。
そして新たに計画されていると思われるのが、ポルシェ「マカン」、BMW 「X3」、メルセデス・ベンツ「GLC」、アウディ「Q5」ら強豪ひしめくコンパクトSUV市場への参入だ。
お馴染みデザイナーTheottle氏から協力を得た予想CGは、形状とサイズを参考にスバル「クロストレック」をベースに制作されたという。
フロントエンドは、ランザドールのデザインをほぼ流用、Cピラーに厚みを持たせ、リヤウィンドウを立たせている。また後部ドアを追加し、ルーフスポイラーを装着、リヤフェンダーからバンパーは新設計しており、5ドアSUVらしい仕上がりとなっている。
モーターはランザドールのデュアルモーターに対してシングルモーターを搭載、最高出力は700ps〜800psと予想される。また、さまざまなドライビングモードで空力効率を最大化する「アクティブエアロダイナミクス」の進化バージョンを搭載、内部は4シーターレイアウトにするなど、コンパクトながら実用性を重視したモデルが期待できそうなのだ。
注目の価格帯だが、ウルスが2900万円〜3300万円代を考えると、それより低くなることは確実で、2000万円以下も期待できるだろう。ウルスの大ヒットで味を占めた同ブランドが、2匹目のドジョウを狙うのは、早くともランザドールの市販化の後となる2028年以降になるはずです。